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父娘コンビ・完熟フレッシュの“これから”。彼氏ができても「詳しい話はしない」

本来の自分がわからず、しんどかった時期も

完熟フレッシュレイラ:損したところは、けっこう周りに芸能やってる友だちがいるんですけど、みんな素の自分を出せないというか。小っちゃい頃から活動してる子って、たぶん営業モードと普段のプライベートって分かれちゃってると思うんですよ。 本来の自分がどれかわかんなくなって、そもそも「求められてるものに応えられてるのかどうか」がわかんなくなってくるみたいな感じはありました。それで「人間としての私を知ろうとしてくれる人なんていないんじゃないか」って考えちゃったりもして。 そこはちょっとしんどかったです。普段の私じゃなくて、“そっちの私”が好きなのかなとか。別に落ち込んでるわけじゃないですけど、純粋にそう思うタイミングは多かったですね。 57 CRAZY:反抗期の頃は、ちょっと外で声掛けられるのが嫌そうでしたね。

友だちと遊んでるときに盗撮されたことも

レイラ:反抗期の頃っていうか、父親は最初からいろんな人に応援されたいって気持ちで始めてるから、有名になって声を掛けてもらうのって嬉しいと思うんですよ。けど、私はそうじゃなくていつの間にか芸能界に入ってて次の日になったら急にみんなから声掛けられるようになった感じじゃないですか。 やっぱ嫌な大人もいて、友だちと遊んでるときに盗撮されたりとか。そういう人たちのせいで「うわぁ何で邪魔されないといけないんだろう」って思ったりすることはありました。普通にめっちゃ怖いし、「何で?」っていう。 57 CRAZY:でも、今は普通に声掛けてもらえるのが嬉しいし、ありがたいって言ってますね。 レイラ:高校受験で初めて1人で大きい番組(2019年10月~2020年3月に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)の受験密着シリーズ)に出させてもらったんですけど、それまで「ファンの人からのコメントで勇気づけられる」とか本当にわからなくて。応援してもらってるって実感できるタイミングがなかったんですよね。 受験企画で、「レイラちゃん頑張って」とかって言ってもらえるようになってから「本当にありがとうございます」って心から思えるようになりました。そこは本当に受験企画があってのことだと思いますね。
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今の芸能界は「めちゃめちゃクリーン」
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フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中
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