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家庭が崩壊する「7つのシグナル」に要注意。女性が当事者になりやすい“ダブルケア”が序章になることも

親のネトウヨ化が家庭崩壊のシグナルに

そして最後は「親のネトウヨ化」が家庭崩壊のシグナルになるケースだ。 「68歳になる父の話なんですが、定年して余暇が増えたせいか、タブレット端末を駆使していろんな本を購入するようになったんです。ただ、タイトルを見みると嫌韓・嫌中といった『ヘイト本』がズラリ。ニュースを見ていても、特定の国が取り上げられていると機嫌が悪くなります。つい『俺の友達にもいるんだから悪く言うなよな』と言い返し、相当空気が悪くなりました」(20代・男性)

関係を拗らせないために連絡を欠かさないで

[老親が危ない]診断

※画像はイメージです

これに対して高室氏は「“ほったらかし状態”をつくらないことが大切」と語る。 「インターネットの“右傾まとめサイト”から偏っていったのでは。コロナで人間関係が制限されたことも影響していると思います。高齢者ほど柔軟性がなくなり、思い込んだら考えを曲げない傾向にあるので、雑談程度でいいので小まめにコミュニケーションを取ることが大切ですね」 関係が疎遠になって壊れる前に、家族との何げない連絡を怠らないようにしたい。
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家庭崩壊のシグナル
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