更新日:2023年09月11日 17:45
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先進国の中で圧倒的に短い日本の「平均睡眠時間」…一級建築士が警告する“短睡眠リスク”

ポイント5:電磁波の影響を受けにくい環境を作る

 医師の内山葉子先生は『デジタル毒』(ユサブル)という著書のなかで電磁波の危険性について警鐘を鳴らしています。私が運営しているYouTube『幸運すまいチャンネル』でリサーチしたところ、家にあるWi-Fiルーターの電源を切って夜寝るとぐっすり眠れたというコメントが多数入りました。  また、枕元でスマホを充電しながら寝る「枕元スマホ」をやめるように呼び掛けたところ、多数の方が片頭痛や睡眠不足の解消が出来たようです。あくまで一説ですが、出来るだけ電磁波の影響を受けないように対処することも睡眠環境改善に繋がるかもしれません。 =====  睡眠環境の意識の低さを改善しつつ、実際に睡眠のクオリティを高めていくことが、熱中症対策に繋がりますし、日中のパフォーマンスを最大限引き出すことにもつながります。 <TEXT/一級建築士 八納啓創>
1970年、神戸市生まれ。一級建築士、株式会社G proportion アーキテクツ代表取締役。「地球と人にやさしい建築を世界に」をテーマに、デザイン性、機能性、省エネ性や空間が人に与える心理的影響をまとめた空間心理学を組み込みながら設計活動を行っている。これまで120件の家や幼保園、福祉施設などの設計に携わってきた。クライアントには、上場会社の経営者やベストセラー作家をはじめ「住む人が幸せになる家」のコンセプトに共感する人が集い、全国で家づくりを展開中
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