――「橋本軍団」結成の経緯は？ 文田：東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんが書いた『マイ・ウェイ　東京ダイナマイト　ハチミツ二郎自伝』（双葉社）を橋本さんに勧められて読んだんですよ。内容も面白いのですが、本のなかでハチミツ軍団がバカでステキなんですよ。サンドウィッチマンの伊達（みきお）さんやタイムマシーン3号の関（太）さんなどいろいろいるのですが、みんなで海を見に行ったり、ハチミツさんが病気になったときにお見舞い来てくれたり。それがステキなので、「橋本さんも軍団を作ってくださいよ」と言っていたんですけど、橋本さんは「いやいや、俺なんか……」と。「でも、もうそろそろよくないですか？」と言って、やっと発足したばかりなんです。 ――軍団長の橋本さんはまんざらでもない感じ？ 文田：そうですね。メンバーはこれから増やしていく予定で、「面白い漫才やってる奴だけ入れよう」と言ってます。 根建：なかなか審査が厳しそうですね……。尾形軍団より入るのが難しそう（笑）。 ＜取材・文／高田晶子　撮影／市村円香＞1982年、札幌市生まれ。中央大学卒業後から10年間、光文社『女性自身』記者として芸能人や美容・健康分野の取材を担当。2016年独立後、雑誌の取材に加え、写真集や書籍の構成・編集なども担当