髙嶋政宏が人生を謳歌し続ける理由「サランラップに巻かれるのが好き」
7月28日公開予定の映画『キングダム 運命の炎』では昌文君役で活躍している俳優の髙嶋政宏さん。毎年何本もの映画やドラマに出演し、テレビの情報番組やバラエティ番組に出演することもあり、仕事は順調だという。
さて、昨今の髙嶋さんを語るうえで欠かせない要素として、2018年に上梓した『変態紳士』(ぶんか社)が挙げられる。芸能一家で生まれ育った二枚目俳優が、突如自らの“性癖”をさらけ出した衝撃は大きい。
ただ、SMに対して真摯に向き合う姿勢は清々しく、どこか求道者的でもある。解き放たれた新たな一面によって、むしろ新たなファン層を開拓したともいえる。
今回は、香車の駒のようにまっすぐ突き進み、若々しさを保ち続ける髙嶋さんに思う存分「好きなこと」について語ってもらう。迷える中年男性の羅針盤になれば幸いだ。
——コロナ禍中に自身の趣味である“SMバー通い”だけはなかなか叶わず、辛い日々を送っていたと聞きました。
髙嶋政宏(以下、髙嶋):僕はサランラップで巻かれるマミープレイ(ミイラのように拘束されること)が好きなんですよ。コロナ禍では厳禁だった粘膜接触などとは関係ないプレイなのですが、俳優業や情報番組出演などもあったので、この3年ほどはやはりSM活動は控えていました。
——そんななかでも、コロナ禍収束後に向けて、着々と楽しむ準備をしてきたそうですね。
髙嶋:バラ鞭(先がバラバラになっている短い鞭)は以前から持っていたのですが、最近、長くてカッコイイ1本鞭を購入したんですよ。平均的な長さの140cm、濃いブルーと黒が編み込まれた本革の鞭です。本来なら野球のグローブを手入れする油やワセリンが手入れにはいいと一般的には思われていますが実はあまり塗ると皮がダメになっちゃうんですって!やっぱり実際に鞭打ったときの“M脂”ですね!
——妻で女優のシルビア・グラブさんがSM関連の話を嫌がると聞きました。なんでも、シルビアさんは「(髙嶋さんが)SM好きなのは勝手だけど、私は全然好きじゃないんだからね!」と怒ったと……。せっかく購入した1本鞭だが、どこに隠していらっしゃるんですか?
髙嶋:クローゼットの革ジャンがかかっているハンガーに1本鞭を一緒にかけて、シルビアの目を紛らわせています。あ、でもここで話したらバレちゃうな……(笑)。あと、1本鞭をしならせて、いい音が出るように振る練習もしたいのですが、どこで練習すればいいのかという問題も勃発しました。仕方がないので、シルビアが不在のときに、ベッドルームでひとり、布団や枕に向かって1本鞭の練習をすることに。ひとりで布団や枕を叩いていても虚しいので、早くSMバーなどで使いたいですね!
バラ鞭に続き、1本鞭も入手
家で「SMの話」は厳禁。1本鞭はどこに…
1982年、札幌市生まれ。中央大学卒業後から10年間、光文社『女性自身』記者として芸能人や美容・健康分野の取材を担当。2016年独立後、雑誌の取材に加え、写真集や書籍の構成・編集なども担当
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