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六本木のナンバー1キャバ嬢、最高月収は2千万円超「勝負事は絶対に負けたくない」

勝負事は絶対に負けたくない

――格闘技大会のラウンドガールも務めていますが、どういう経緯で始めたんですか。 華咲:歌舞伎町で働いていたときの繋がりで、やらないかとお声掛けしてもらって。格闘技もラウンドガールも全然興味がなかったんですけど、せっかくお話をいただいたので参加したら、すごく楽しくて、格闘技も好きになりました。 ――ラウンドガールの人気投票でも1位を獲得していますが、競争するのは好きなほうですか? 華咲:どうなんだろう……。でも勝負事は絶対に負けたくないので、いつでも全力です! ――力強い言葉ですね。今回、「ナイトクイーングランプリ」にエントリーしたのは、どういう流れだったんですか? 華咲:主催者の方がCLUBACEROのオーナーとお知り合いで、お店にいらっしゃったときに、席に着かせていただいたんです。そのときに「ナイトクイーングランプリ」のお話が出て、「自分の価値や知名度も上がるからチャレンジしたらいいんじゃない」と誘っていただいたんです。お店も全面的に協力するということだったので、出てみようと思いました。 ――大会当日は、どんなパフォーマンスを考えていますか。 華咲:飲みキャラなので、いきなりテキーラ一本丸呑みしてやろうかと思ったんですけど、その後にランウェイを歩けなくなるので、それはやめようかなと(笑)。ただ綺麗に終わらせるよりも、面白いパフォーマンスで、みんなを笑顔にして帰りたいです。そのためには人と違ったことをしないと印象に残らないので、今は考え中です。

キャバ嬢をあがった後の目標は

――先ほど「最後に六本木でチャレンジ」という言葉がありましたが、長くキャバ嬢を続けるつもりはないんですか? 華咲:あと1年ぐらいですかね。お客さんにもそう伝えているんですけど、「なんだかんだ35歳ぐらいまでやるでしょう」と言われています(笑)。 ――その後の目標は決まっているんですか。 華咲:今は大学生の妹と、ゆくゆくは美容系のサロンをやろうと計画しています。それ以外にも夜のお店を1個持っておこうかなって考えています。 ――自分で会社を経営したいという気持ちはブレていないんですね。 華咲:実は過去にお客様と共同で、歌舞伎町でバーを経営したことがあったんですが、投資した2700万円を全部持っていかれたことがあるんです。そのときに経営は人と一緒にやるんじゃなくて、ちゃんと自分で勉強してやらなきゃいけないんだなと痛感しました。その失敗を活かして。今は慎重に進めているところです。 華咲くるみさんは、10月9日に本戦を迎える「ナイトクイーングランプリ」のローズ(キャバクラ・ガールズバー・ラウンジ)部門のプロフェッショナルクラスにエントリーしている。同イベントは、水商売業界のさまざまな業態で働く女性たちの知られざる魅力・ポテンシャルを表舞台で披露し、“夜の女王日本一”を決めるコンテスト。華咲くるみさんの度肝を抜くようなパフォーマンスに期待したい。 取材・文/猪口貴裕 撮影/林 鉱輝(扶桑社) 協力/日本水商売協会
出版社勤務を経て、フリーの編集・ライターに。雑誌・WEB媒体で、映画・ドラマ・音楽・声優・お笑いなどのインタビュー記事を中心に執筆。芸能・エンタメ系のサイトやアイドル誌の編集も務める。
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