恋愛・結婚

日本の恋愛市場は「男にとってムリゲー」すぎる…モノ投資のプロもサジを投げた“深刻な理由”

女性が上位10%の男性に群がってしまうと

 現実として、男性も女性も「上」「並」「下」といったランクがあるといえます。本来であれば「並の男性と並の女性」というカップルが成立するはずなのですが、不思議と女性は「上」を求めてしまうようなのです。  多くの恋愛において、男性から女性に対してアタックしますが、女性の目が厳しくなれば「合格」する男は減ってしまいます。  その結果、「並」程度の男性でも、恋愛市場における需要は厳しく、彼女ができる確率は低いわけです。私の感覚では、「並」の男性は10年に1度彼女ができるかどうかという感じ。そうなると、付き合って⇒別れてを何度か繰り返しているうちに、40歳になってしまいます。

今の若者でも恋愛が難しい様子

 私は1986年生まれでありますが、小学生ぐらいからドラマの影響を受け、それが恋愛観に繋がっていると感じます。私が小学生だった90年代の恋愛ドラマや赤文字雑誌は、今では考えられないぐらいの影響力があったといえます。ただ、その内容はコンテンツとしては面白いものの、現実離れしたセレブすぎる世界観。こんなドラマを見ていたら、女性の男性に対する「合格ライン」が厳しくなっても仕方がありません。  そういったコンテンツの影響が今の30代ぐらいにまであるといえるわけですが、その影響は若い世代になるにつれ弱まっているといえます。  そうなると、現代の若い女性における男性の合格ラインは下がったのでは、と思ったのですが、実はそう簡単ではないようなのです。  知り合いの飲食店で働くアルバイト女性2人(共に19歳)は、「モテそう」な容姿であるにも関わらず、彼氏が一度もできたことがないとのこと。とても、丁寧な話し方で性格も良さそうなのですが、話を聞くうちに「男性の合格ライン」が高いことが分かりました。つまり、告白はされるものの、なかなか「はい」といえる相手がいないそうなのです。  結局、現代の若い女性をみても「求める男性像が高い」という現象があるわけで、到底「並」の男性では合格を得るのが難しいことに変わりありません。
次のページ
上位10%に入らない男性が打てる手はあるのか
1
2
3
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ