更新日:2024年11月17日 17:38
ライフ

サイゼリヤ「若鶏のディアボラ風」(500円)が“ミシュラン級にうまい”と評価できる理由

ドケチ快適が大好きな腕時計投資家の斉藤由貴生です。 私は、ファミレスが好きなのですが、以前、各ファミレスのドリンクバーを比較した記事を出したところ、某TV局から取材依頼が来るほどの反響がありました。 今回は、そんな私がファミレスの「料理」を評価してみたいと思います。

ミシュラン級のファミレスの料理

Tupungato - stock.adobe.com

Tupungato – stock.adobe.com

さて、私が今回取り上げたいのは、ミシュラン級といえるファミレスの料理。ちなみに、日本の料理はレベルが高く、マーク・ザッカーバーグ氏が来日した際にマクドナルドに足を運んだ際、「ミシュラン級」と評価したほど。ファミレスにもミシュラン級の料理があるというのは、大げさではありません。 ミシュランの星の定義は以下の通りであります。 三つ星:そのために旅行する価値のある卓越した料理 二つ星:遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理 一つ星:近くに訪れたら行く価値のある優れた料理 ビフグルマン:価格以上の満足感が得られる料理 なお、私の判断がミシュランの評価員と遠く離れているかという点も重要でしょう。 イラッとする方もいるかもしれませんが、私は小学生のときに現在の予約困難店を「ここうまい」と発掘。また、中学生ときには本場フランスで三つ星レストランと一つ星レストランで食事し、「一つ星のほうが美味しい」などと評価していました。後に、その一つ星レストランは評価点を上げたと聞いています。 上記からすると、私はミシュラン評価員から「遠く離れているバカ舌」というわけではないといえるでしょう。

2つ星 ロイヤルホスト「厚切りワンポンドステーキ」(450g)6,358円

ロイヤルホスト「厚切りワンポンドステーキ」(450g)

ロイヤルホスト「厚切りワンポンドステーキ」(450g)

現在、税込6,358円というこのメニュー。一皿6000円超えというのは、ファミレスのメニューとしては「びっくりするぐらい高い」といえます。そのため、わざわざファミレスでこのような価格帯の注文をする人は多くないでしょう。 しかし、このロイヤルホストのワンポンドステーキは、「わざわざこれを食べるだけのためにロイヤルホストに行く(ミシュランの2つ星定義)」というぐらい美味しいのです。 肉質の良さ、昔から変わらない「ドミグラスバターソース」の味わい、香りなどのバランスがとても良いため、私は1万円未満という金額のステーキ部門であれば、ロイヤルホストのワンポンドステーキは「最高峰」だと思っています。ステーキは専門店、または専門チェーン店がありますが、それらと比べてもこのステーキは群を抜いているといえるでしょう。 また、現在ステーキに添えられるケールも素晴らしく、香り高いオリーブオイルとマリネされた完成度の高い一品となっているのです。 ちなみに、現在、ロイヤルホストのステーキにはこの450gの他に300gと150gがありますが、絶対に450gがおすすめであります。 450gの厚切り肉は、火の通り方が良いためか、同じ肉でも300gよりも美味しく感じるのです。 私は、このロイヤルホストのステーキを食べるために、家から30分以上かけてロイヤルホストに向かうほど、このワンポンドステーキが好きでたまりません。一皿6000円超えという料理ですから、「高くてうまいのはあたりまえ」と思われるかもしれませんが、このワンポンドステーキは、6000円を払ってでも「わざわざ食べに行きたい」と思わせてくれる魅力があるのです。 ちなみに、ロイヤルホストの店内には、店長と料理長の写真が飾られていますが、近頃はそれが無いお店もある模様。私は、このステーキをいくつかの店舗で食べたのですが、正直ばらつきがあるといえます。ワンポンドステーキの焼き加減は問題ない場合が多いですが、付け合わせのケールがパサパサで残念ということもあるため、「当たり店」でワンポンドステーキを食する必要があります。 そういった「当たりのロイヤルホスト」を見つけるのは難しいのですが、あえて私が店名を出すならば、永福町店は素晴らしいといえます。私の家の近くにもロイヤルホストがあるのですが、ワンポンドステーキを食べるときは、あえて永福町店に行くようにしています。ですから、永福町店のワンポンドステーキは、私にとって「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理(ミシュラン2つ星級)」なのです。
次のページ
1つ星 サイゼリヤ「若鶏のディアボラ風」500円
1
2
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


記事一覧へ
おすすめ記事