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サッカー日本代表は本当に強くなっているのか?「5年前の代表」と戦績を比較して分かったこと

5年前の戦績と比べてみると…

 ここからは2018年と現在の日本代表を比較してみよう。以下、筆者がまとめた戦績だ。 【ロシアW杯からアジアカップまでの親善試合対戦成績】 試合開催日:対戦相手:スコア:開催地 2018/09/11(火):コスタリカ:○3-0:パナスタ(大阪) 2018/10/12(金):パナマ:○3-0:新潟ス(新潟) 2018/10/16(火):ウルグアイ:○4-3:埼スタ(埼玉) 2018/11/16(金):ベネズエラ:△1-1:大分ス(大分) 2018/11/20(火):キルギス:○4-0:豊田ス(愛知)  ワールドカップからアジアカップまでの親善試合の結果を比較すると、5年前の状況と大差はない。 【カタールW杯からアジアカップまでの親善試合対戦成績】 試合開催日:対戦相手:スコア:開催地 2023/03/24(金):ウルグアイ:△1-1:国立(東京) 2023/03/28(火):コロンビア:●1-2 :ヨドコウ(大阪) 2023/06/15(木):エルサルバドル:〇6-0:豊田ス(愛知) 2023/06/20(火):ペルー:〇4-1:パナスタ(大阪) 2023/09/09(土):ドイツ:〇4-1:(ヴォルフスブルク/ドイツ) 2023/09/12(火):トルコ:〇4-2:(ゲンク/ベルギー) 2023/10/13(金):カナダ:〇4-1:新潟ス(新潟) 2023/10/17(火):チュニジア:〇2-0:ノエスタ(兵庫)  5年前は5試合を行い15得点4失点で、うち3試合が完封試合だった。1試合平均の得点は3.0で、平均失点が0.8となっている。一方、今年は8試合を行い26得点8失点で、うち完封が2試合。平均得点は3.3で、平均失点は1.0 となっている。ヨーロッパで開催されたドイツ戦、トルコ戦という異例の2試合を除くと平均得点は3.0、平均失点は0.8と、5年前と同じ数値となった。
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ボール保持率やシュート数は?
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スポーツライター。日本最大級だったサッカーの有料メディアを有するIT企業で、コンテンツ制作を行いスポーツ業界と関わり始める。そのなかで有名海外クラブとのビジネス立ち上げなどに関わる。その後サッカー専門誌「ストライカーDX」編集部を経て、独立。現在はサッカーを中心にスポーツコンテンツ制作に携わる
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