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元セクシー女優が「売掛問題に悩む女優の裏事情」を暴露。ホストが“女優を狙う”納得の理由

売掛を抱えたままデビューする新人女優

たかなし亜妖さん

たかなし亜妖は現在、鳥越アズーリFMにて毎月第4日曜16時から放送されている「たかなし亜妖のモザイクストリート」のメインパーソナリティを務めている

 以前は借金に首が回らなくなった女性がビデオに出るイメージが強かったことだろう。セクシー女優は全員ワケありと囁かれるほどで、言い方は悪いが“ビデオ出演を余儀なくされた不幸な人”とマイナスなレッテルを貼られがちだったのである。  最近は前向きな理由でのデビューが増え、業界の雰囲気も明るくなったが、相変わらず一部では「売掛」という名の借金を抱えて仕方なく出演を決める女性がいるとのこと。  昔と違うのは無理矢理デビューさせられているのではなく、完全に本人の意思という点。ビデオに一本二本出たところじゃ多額の借金は返済できないため、彼女たちはセクシー女優の肩書きを使って別方向で収入を得るのが最大の目的である。最初から女優という仕事を軸にしようとは、あまり考えていない。  売掛を抱えたまま業界入りする女優は数本出演して早々に引退するか、夜のお店への出勤がメインでたまにオファーを受ける人が多い。なぜならギャラの上乗せが難しく、長時間拘束される現場に出続けるよりも、効率の良い風俗店勤務の方が稼げる可能性が高いからだ。

マネージャーは女優に借金があっても気にしないワケ

 ちなみにプロダクション面接の時に「借金はあるか」とマネージャーが尋ねる場合があるものの、頂き女子ならぬ“売掛女子”がご丁寧に真実を語ることは稀。たまに紹介したスカウトマンとプロダクションがズブズブの場合は全て筒抜けなんてウラ話もあるけれど、マネージャー陣は売掛がある件についてはあまり気にしていない。  実はツケがあるまま業界にやってくる女性はそう珍しくなく、業界人にとって“日常的な光景”にすぎないからだ……。
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ホストが「セクシー女優に売掛をさせる理由」
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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