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王林、青森県知事へ向けて勉強中「リアルな青森を、自分の目で確かめるようにしてます」

青森に帰れないとマネージャーさんに……

王林1st写真集『ONE CHANCE』――一方で、東京で過ごす時間も多くなっていますよね。青森にはなかなか帰れていないですか? そうなんです。イヤです〜。でも、青森にずっといたら気付かなかったことにも、気づけるようになったから、自分の中ではすごく勉強になってる期間だなとは思っていて……でも、帰りたいです! 最近は仕事のタイミングでしか帰れてないから、青森でゆっくりする時間がなかなか取れないんですよね。 ――それこそ、オフも東京で過ごすことが増えてますか? 基本、帰れるときは帰ります。どうしてもその日にいないといけないときとかはこっちにいることもありますけど、「なんでこの日、青森に帰れないの?」 「なんで、東京にいるスケジュールになってるの?」って、いつもマネージャーさんに聞いてます(笑) ――青森での仕事がもっとやれるといいのかもしれないですね。 そうですね。でも、こうやって全国に発信していることを、青森のみんなが「いつもありがとう」と喜んでくれているので、それはいまの自分にしかできないことなのかなと思って、頑張っています。

東京では自分の頭の中で通訳しながら喋ってる

――ちなみに、地元の人から見て訛りが薄まってたりはしないですか? もう、最初っから、王林ぜんぜん訛ってないんですよ。お母さんや友達からも「なんか、東京の人みたいだね」ってずっと言われてて。青森の言葉で話すと、イントネーションではなく言葉自体が変わるので「え、いま何て言ったの?」ってなっちゃうんです。だから、東京では自分の頭の中で通訳しながら喋ってる感覚です。 ――実は、かなり気を遣ってしゃべっていたんですね。 そうなんですよ(笑) ――最近は、現・りんご娘の金星さんも東京のテレビに出ていますが、仕事の相談を受けることもありますか? う〜ん、そんなにないかな。でも、最初に金星がバラエティに出るって決まっていうときは、アドバイスさせてもらったりしました。 ――ちなみに、どんなアドバイスを? 金星が最初に出たのが『超無敵クラス』って番組だったんですけど、青森の人たちってのんびりしてるから、前に出よう、前に出ようみたいなのがあんまりないんですよね。 金星が「自分からしゃべったらいいんですかね?」って言ってたから、周りに影響されることなく、振られたときに自分らしい言葉が出てくるように、まずは楽しんできてね、というようなことを言った記憶があります。 ――そこは、王林さん自身も昔は苦労した部分なんですか? 王林は、あんま苦労はしてないです(笑)。そもそも、最初は何でこんなに笑われてるのかわかんなかったんですよ。考えすぎちゃって、逆にわからなくなっちゃったときもあったけど、「いつもの王林節お願いします」って言われても、それがなんなのかわかんないから、とにかく楽しむことが一番だなと思って。いまも、そのときそのときを楽もうと思いながらやっています。
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青森県知事はあくまでもリアルな目標
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