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個性的な5つのサウナと3つの水風呂。激戦区・赤坂に誕生した“ド本命”!【ミスSPA!2022 中村みずき/ベストサウナVol.8】

週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2022」たちによる、連載「ベストサウナ」。第8回は『サウナ東京』をレポートする。

個性的な5つのサウナと3つの水風呂。激戦区・赤坂に誕生した“ド本命”!

ベストサウナ●今回のサウナー・ミスSPA!2022 中村みずきちゃん ’01年生まれ、富山県出身。モデルとして活動。公式X(@13mizuki_5

「東京」を冠に掲げた関東最大の楽園

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「蒸喜乱舞」のオートロウリュは照明、サウンド、ロウリュをDMX装置で自動制御。アウフグースとの相性もバッチリ

新施設ラッシュで、一躍サウナタウンへと名乗りを上げた東京・赤坂。なかでも、2023年4月24日にオープンした「サウナ東京」はその話題の中心と言えるだろう。赤坂駅から徒歩約1分とアクセス良好ながら、関東最大級のサウナということで、オープン前から話題が沸騰。開業前のレセプションには、2000人以上もの応募があったというから、期待の高さが窺い知れる。
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江戸時代の蒸し風呂を独自に再現した「戸棚蒸風呂」

多くのデザイナー銭湯を手がける今井健太郎氏の設計により、「和流」を施設コンセプトとした外観・内装は日本旅館のような趣。もちろん、設備も抜かりなし。まず脱衣所を出ると、1階は下茹でにも、シメにも最適なぬるめの特濃炭酸泉と洗い場。そして2階全体がサウナゾーンになっている。5つのサウナ、3つの水風呂、さらに冷気浴室に、60席以上の休憩スペースを備えるなど、とにかくそのスケールの大きさに圧倒されること間違いナシだ。
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木の宝石と言われるケロ材を贅沢に使った「手酌蒸気」

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冷気浴は水風呂と組み合わせても◎

メインサウナの「蒸喜乱舞」は、約40人を収容できる40㎡の巨大なサウナ室で都内最大の広さを誇る。中央には、メトスのIKIストーブが鎮座。背面にボナサウナを内蔵したダブルストーブになっているので、これだけの広さでもかなりの熱さだ。 さらに、サウナの本場フィンランドから取り寄せたケロ材を贅沢に使用した、セルフロウリュサウナ「手酌蒸気」や、昔ながらな昭和スタイルのカラカラサウナ「昭和遠赤」(ここのみテレビありの演出がニクい)、冷水の出るシャワーを完備した、低温超多湿の半個室メディテーションサウナ「瞑想」など、個性的なサウナが目白押し。
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水風呂は凍(約8℃)、冷(約15℃)、涼(約20℃)の3種

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椅子&畳ベッドで60席以上

そして江戸時代の蒸し風呂を独自に再現した「戸棚蒸風呂」は、浅めのお湯に浸かりながらスチームサウナを楽しめるという逸品だ。これだけ特色の異なるサウナがずらりと並ぶ様子は、さながらサウナ博物館のよう。サウナ→水風呂→休憩というルーティンにすらこだわらず、あらゆる設備を自由にはしごして楽しむのがよさそうだ。 ちなみに2023年4月にオープンしたばかりだが、早くもリニューアルを行い、地下階に飲食&休憩所を新設。さらに便利に進化し続けている。ベテランからビギナーまで、すべてのサウナーに一度は体験してもらいたい。きっと誰しもが自分だけの好みの楽しみ方やととのい方に出合えるはずだ。 ベストサウナ ベストサウナ
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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