ほんとに東京?木々に囲まれたテントサウナで癒される【ミスSPA!2022 峰尾こずえ/ベストサウナVol.6】
週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2022」たちによる、連載「ベストサウナ」。第6回は『バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯』をレポートする。
●今回のサウナー・ミスSPA!2022 ミスSPA!2022 峰尾こずえちゃん
長野県生まれ。グラビアを中心に活動。公式X(@kozurin69)
’20年8月31日、94年の長い歴史に幕を閉じた「としまえん」。東京を代表する遊園地として知られたが、近隣には映画館やショッピングモール、商店街、そして今年20周年を迎えた「庭の湯」がある。「中学生未満お断り」を謳う“大人の施設”で、長く練馬区・豊島区などのサウナーに愛され続けている。
施設最大の特徴は、男湯・女湯とは別に、水着着用の共用エリア「バーデゾーン」があること。アクアマッサージなどを体験できるバーデプールを中心に、屋外には天然温泉ジェットバスやフィンランドサウナを備えた大規模温浴施設だ。そして、今年の3月11日に、このバーデゾーンに大幅にリニューアルが加わったのだ。
●Point:5基のサウナストーブで、室温は良好!
まずは、屋外フィンランドサウナ。入り口正面にハルビア社のタワーストーブをドカンと5基設置。これまでも一日5回のスタッフアウフグースを行ってきたが、さらに10分おきのオートロウリュを新設することで、常に高い湿度に保たれた、アツアツのパワフルサウナへと進化を遂げた。
●Point:セルフで薪をくべて、温度を調節可能!
さらに、昨年8月に開催したテントサウナイベントの好評を受け、予約制の貸し切りテントサウナ(最大6人)の常設も。国産テントサウナのICOYAにメトス製ストーブ。都内では珍しく薪をくべて温度を調節する体験ができるのがうれしい。セルフロウリュも可能かつ、お好みでアロマオイルを選んで入れることもできるため、気の合う仲間とワイワイやるのもいいだろう。
なによりも素晴らしいのが、1200坪の清閑な日本庭園に囲まれた贅沢なロケーション。この森林浴が誘うディープリラックスは代え難いものがある。唯一ネックになりそうなのがクールダウンで、屋外エリアは立ちシャワーのみ。ガツンと冷やしたい人には物足りなさもあるかもしれないが、男女別の浴室にもドライサウナ(約90℃)、テルマリウムサウナ(約50℃)、水風呂(約17℃)があるので、うまく組み合わせながらルーティンを組むのが良さそうだ。
食事処や休憩スペースも充実しており、都心からのアクセスも良好。2023年6月16日には、としまえん跡地にハリー・ポッターの体験型施設「ワーナーブラザーススタジオツアー東京」の開業を控える同エリア。お出かけの際には、ぜひこの極上のサウナ体験をプランに組み込んでもらいたい。
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
開業20周年で大リニューアル! 日本庭園で愉しむ至極のテントサウナ
木々に囲まれながらととのう癒やし空間
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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