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パチンコ冬の時代を象徴する「グランドオープン激減」の悲惨な実情

パチンコ関連企業の休廃業も増加

パチンコ 新しいホールができれば遊技機メーカーはもちろん、設備機器メーカーや建築会社などその波及効果は大きなものです。しかし、グランドオープンがほとんどなくなったことで、関連した業者も休廃業が相次いでいます。パチンコ業界で倒産や廃業しているのは、大きなニュースになるようなメーカーや大手ホールだけではないのです。  筆者の業界関連の知り合いもかなりの人が業界から退場していきましたし、業界関連のメーカーや業者が集まる東京の東上野エリア、通称・上野村もかつてのような賑わいはなくなってしまいました。メーカー団体などはファンを増やすべくさまざまな施策を行っていますが、どれもうまくいっていません。そうなるとファン人口が増えない以上、業界規模が縮小するのは必然です。

パチンコそのものに魅力がないのか?

 ギャンブルとしていかに射幸性を上げたところでパチンコという娯楽自体に魅力がなくなってしまっていたら、それはもう手遅れなのかもしれません。業界の行く末は倒産した某大手ホールと同じようになってしまうのかも。  ただ前回も述べたように、筆者としては業界がどのようになろうとも、その行く末は最後まで注視していこうと勝手に考えています。もちろん、そうならないことを祈ってはいますが……。 文/キム・ラモーン
ライターとして25年のキャリアを持つパチンコ大好きライター。攻略誌だけでなく、業界紙や新聞、一般誌など幅広い分野で活躍する。
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