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「太っている=大食い」は勘違い。じつは“少食系”の意外な本音

 こんにちは、「心もカラダもビッグサイズな男たち」のためのファッション&ライフスタイル情報を配信するWebマガジン「Mr.Babe」編集長の倉科典仁です。  今回は全国のデブ諸氏たちの代弁者である私が「太っている=大食い」という世間的なイメージに対してひと言、物申したいと思っております。

「太っている人=大食い」は勘違い

大食い

※写真はイメージです。以下同

 とはいえ、別に怒っているわけでもないのですが、デブ諸氏を見ると「この人たくさん食べるんだろうな〜」とか「ジャンクフードばかり食べるから太るんだよ〜」と、多くの人たちが思っているはず。実は、私も過去にこのイメージから「大きなお世話です」問題に何度も直面した経験があるのです。  私自身それほど「大食い」でもなく「ジャンクフード」もあまり食べません。でも太っています……。  もちろん、体格が大きい方にはそれなりに大食漢が多いのは認めますが、世の中の「太っている人」が皆さん「大食い」だと思われてしまうのは、いわゆる「少食系」デブ諸氏にとっては困ることが多々あるのです。

少食系デブ諸氏の本音「こんなに食べられない……」

 私の体験談で申し訳ないのですが、例えば、昔から友達の家に泊まりに行くと、必ずと言っていいほど「遠慮しないでいっぱい食べなさい~」と丼ぶりいっぱいにご飯をよそってくれて、おかずの揚げ物や肉類もこれでもかというくらいに振る舞っていただけるのです。  確かに、友達のお母さんは私に遠慮させずに気を使ってたくさんの料理をつくってくれているわけなので、悪気がないのはわかりますし、それに対する感謝の気持ちもあるのですが、ふだん普通の量の食事をしている私は「こんなに食べられない……」と見ただけでギブアップ状態です。  ただ、せっかく一生懸命に友達のお母さんがつくってくれたご馳走を残すわけにもいかないので「美味しいです!」と言って無理やり完食してしまうわけです。しかしその後は3時間くらい身動きができないくらい苦しかったり。残してしまった時には「体の具合でも悪いの?」と心配されたこともあります。
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渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はWebマガジン『Mr.Babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を発信中。また、デブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.Babe BIG MAN’s LABO」、大きいサイズのファッション通販サイト「Mr.Babe STORE」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中。X(旧Twitter):@nori09140914

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