入社初日、1時間でいなくなった新入社員。「トイレに行ってきます」と言い残し…――大人気記事・すぐ辞めた新入社員トップ10
新入社員が今年もやってきました。そこで「すぐ辞めた新入社員」の記事の中から、反響の大きかったトップ10を発表。まだまだある大人気記事を順位不同で紹介!(初公開2019年5月20日 集計期間は2018年4月~2023年12月まで 記事は取材時の状況)
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入社後、短期間で辞める社員がいるのはそれほど珍しいことではない。だが、わずか1日、それもたった1時間というのは、さすがにほとんどないはずだ。
「ついさっき『今日からよろしくお願いします!』って元気よく挨拶していた人間が忽然と姿を消したわけですから。あれは本当に衝撃的でしたね」
そう振り返るのは、不動産会社に勤める青山誠二さん(仮名・37歳)。ただし、これは彼の前の職場である広告会社で起きたことだ。
「ちょうど’14年のGW明けごろだったと思います。そこは従業員が20人程度しかおらず、年中求人広告を出しているような会社でした」
ちなみに青山さんは、新入社員が来ることを事前に聞かされていなかった。毎朝行っていた朝礼のとき、社長の隣に見知らぬ若い男性がいたことで知ったそうだ。
「まあ、あの会社ではいつもそんな調子でしたね。新人の教育係もその場で社長が急に決めるもんだから指名されたほうは大変ですよ。あの日も『頼むからほかの社員にしてくれ!』と祈っていました(笑)」
幸運にも教育係は別の同僚が担当することになり、ホッと胸を撫で下ろす青山さん。しかし、朝礼が終わって10分と経たないうちに今度は社長の怒鳴り声がオフィス全体に響き渡る。
「クライアントから頼まれていたウェブ広告が修正されないまま公開されているとのお叱りの電話でした。そのことにキレた社長が担当していた社員に『ふざけんじゃねぇよ!』って大声で喚き散らしていました。自分が最終チェックしてOKを出していたんですけどね……。社長はとても気の短い人で、しかも口が汚い。取引先には見せない姿ですが、私たちにとってはいつもの光景です。でも、そんなことをまったく知らない新入社員の彼をビビらすには十分すぎる出来事だったと思います」
ブチ切れる社長にビビる新入社員

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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