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パートナーが疲れていそうだったので、休ませたら迷惑そうにされた。それに納得できない夫の言い分とは

大事なのは相手と自分のズレを認め、学び直すこと

<加害者かもしれないあなたへ>  そのプレゼントやサプライズは、誰のニーズに基づくものですか?  相手は、本当にそれを望んでいるのでしょうか?  相手の価値観や感じ方は、必ずしも自分と同じとは限りません。むしろ、自分とは違っていることの方が一般的です。自分としては、相手の立場や価値観などを尊重しているつもりでも、知らず知らずのうちに、つい相手の立場で「自分の価値観や感じ方」で考えてしまっているがために、ズレが起きてしまっていることも少なくありません。  人は誰しも間違いを犯します(参考:「パートナーに理想や成長を求めるのは愛ではない。不幸になる構造の正体とは」)。人間関係において、絶対の正解というものはありませんし、チャレンジすれば、失敗したり、間違えたりしてしまうことも当然あり得ます。  自分が(自分自身を含む)相手のニーズを読み間違えてしまった時に大切なことは、自分の失敗や過ちを認めない(無かったことにする)のではなく、素直に失敗や過ちを認め、相手に謝罪し、そこから学び直すことです。(ただし、「俺が納得するように話せ」は加害です。十分にお気をつけ下さい。)  安易に自分を正当化(=相手を非難)したり、不機嫌になって相手をコントロールしようとしたりするのではなく、まずは、目の前の相手が感じていること、考えていることを尊重することからぜひ始めてみて下さい。  僕は、人は変われると信じています。
DV・モラハラなど、人を傷つけておきながら自分は悪くないと考える「悪意のない加害者」の変容を目指すコミュニティ「GADHA」代表。自身もDV・モラハラ加害を行い、妻と離婚の危機を迎えた経験を持つ。加害者としての自覚を持ってカウンセリングを受け、自身もさまざまな関連知識を学習し、妻との気遣いあえる関係を再構築した。現在はそこで得られた知識を加害者変容理論としてまとめ、多くの加害者に届け、被害者が減ることを目指し活動中。大切な人を大切にする方法は学べる、人は変われると信じています。賛同下さる方は、ぜひGADHAの当事者会やプログラムにご参加ください。ツイッター:えいなか

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モラハラ、パワハラ、DV
人間関係は“ことば”で決まる

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