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100万円以上かけてタイで植毛した31歳男性。5日間の旅程でも「誰にもバレなかった」ワケ

植毛したことを指摘されたことは?

ジャクェンさん

ジャクェンさんが薄毛を治すために飲んでいるという薬

──薄毛についてXで発信しているのは、なぜですか? ジェクェン:当初は、情報収集のために「薄毛用アカウント」として始めたんですが、植毛してからはいろんな人に知ってほしいと情報発信する側にまわりました。たまに「タイで植毛してきましたー」っていうDMが来るのは嬉しいですね。 ──植毛したことを友人や家族に指摘されたことはありますか? ジェクェン:指摘されたことはありません。今でも毎朝、粉をふりかけて、後ろの髪の毛を前に持ってきて薄毛が目立たないようにセットをしています。風が強い日は全部崩れてしまうからしんどいですが、薄毛の人が集まるオフ会に参加したときには、「気にしすぎ!」と言われてしまいました。「確かに薄いかもしれないけど、他の人じゃ分からないよ」と。

植毛できるのは多くて3回くらい

──確かに頭頂部って他人からはあまり見えないですよね? ジェクェン:そうですね。まあ生え際も気になっていて、少し植毛したんです。ただ、どうせならもっとしっかり植毛すればやれば良かったな〜と後悔しているので、2回目をやるならタイでまた同じ先生で植毛したいなと思っています。 ──えっ、また植毛をする予定があるんですか? ジェクェン:すぐにでも植毛したい気持ちはあるんですが、植毛には「FUT(Follicular Unit Transplantation)」と「FUE(Follicular Unit Excision)」の2種類があって、自分は後頭部の頭皮を帯状に切り取って縫合する「FUT」という方法でやったんですね。  トルコでは「FUE」っていう1本、1本後頭部から切り取る方法なんですが、あくまでも自分のイメージとしては「FUE」をやると、後頭部がスカスカになっちゃう気がしています。だから「FUT」を2回やって、最後に「FUE」を1回やるつもりです。ドナー部分も永遠に植毛できるわけじゃないので、自分は多くて3回が限度という考えでいます。
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放送作家を経てフリーライター&作詞家として活動中。好きなテレビ番組は「ザ・ノンフィクション」、好きなラジオはTBSラジオ、得意料理は春巻き。得意領域はカルチャー、音楽、芸能、住宅、美容など。Twitter:@rokohiroko
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