日経平均4万円台を再突破!次世代の「日本株テンバガー」を見つける“3つの指標”
テンバガーを見つけることは、多くの投資家にとって夢のひとつかもしれません。テンバガーとは、テンは「10」、バガーは「塁打」を意味し、1試合に10塁打を放つ野球用語になぞらえたものであり、株価が購入時から10倍に上昇した株のことを指します。
テンバガー候補を見つけるための第一歩は、成長市場を選定することが重要です。言い換えれば、技術革新や社会の変化によって急成長が期待できる市場を探さなければなりません。以下は今後注目すべき成長市場です。
【AI(人工知能)】
AI技術の進化により、データ分析、機械学習、生成AIなどの分野で大きな成長が見込まれます。特に生成AIの分野では新たなビジネスが続々と誕生しています。AI関連のスタートアップ企業も増えており、その中から次世代のテンバガーが出てくる可能性が高いです。
【DX化】
DX化は、企業や組織がデジタル技術を導入することで、業務プロセスの自動化やデータのリアルタイム分析が可能となり、効率化とコスト削減が実現します。たとえば、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やクラウドサービスを活用することで、企業は運営コストを大幅に削減できます。DXはさまざまな産業において重要な成長ドライバーとなっています。
【再生可能エネルギー】
環境問題への関心が高まりと再生可能エネルギー技術の進化により、コスト削減が進み、年々普及が加速しています。例えば電気自動車(EV)やバッテリー技術の進化により、関連企業の成長が期待されます。
【バイオテクノロジー】
医療技術の進化に伴い、新薬開発や遺伝子編集技術などでの成長が期待されます。バイオテクノロジーは高齢化社会に対応するための新しい治療法や薬の開発において、重要な役割を果たしています。特にゲノム編集技術の進化により、個別化医療の実現が近づいています。バイオテクノロジー企業の中からテンバガー候補が現れる可能性があります。
【宇宙開発】
宇宙旅行や衛星通信など、宇宙関連ビジネスは政府の支援や民間企業の参入により急速に拡大しています。その市場規模は右肩上がりで成長を続けており、大きくグローバルに飛躍する国内企業が今後増加することが予想されます。
【インバウンド】
インバウンドの増加により、宿泊業、飲食業、小売業などの観光関連産業が成長しています。特にアジア圏からの観光客が増加しており、都市部だけでなく地方都市への観光も促進されており、インバウンド需要を上手に取り込んだビジネスや企業に注目です。
【高齢化社会】
日本社会の高齢化に伴い、医療や介護サービスの需要増加や快適に生活するための生活支援サービスが求められます。具体的には介護ロボット、在宅医療、高齢者向け住宅、健康・フィットネスなどの分野で、いかにテクノロジーを活用するのかがポイントとなるでしょう。
また米国では、半導体大手のエヌビディアが過去5年で株価が10倍以上に成長しました。筆者自身、これまでテンバガーを2回経験していますが、それは偶然ではなく運を手繰り寄せるアプローチがあったからこそ実現できたと考えています。そこで今回は日本株テンバガーを見つけるための具体的な方法について解説していきす。
今後注目すべき成長市場とは?
まだある、注目すべき成長市場
金融ライター、個人投資家。資産運用とアーティスト作品の収集がライフワーク。どちらも長期投資を前提に、成長していく過程を眺めるのがモットー。 米国株投資がメインなので、主に米国経済や米国企業の最新情報のお届けを心掛けています。Webメディアを中心に米国株にまつわる記事の執筆多数
X(旧ツイッター):@usjp_economist
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