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“闇スロ”で稼いだ45歳元パチプロの「その後の人生」。常連の店が摘発されて絶望の淵に…

昼間は地元ホール、夜は闇スロを徘徊

スロット 加藤さんよると闇スロの営業は21時から朝6時までだったという。そこで加藤さんは昼間はこれまで通りにパチンコを打ち、夜は闇スロでイベントや設定変更を狙って打ちに行くという、表と裏の“二刀流プロ”として立ち回るようになった。 「文字通り朝から晩までパチンコ、パチスロ三昧だった。闇スロは1機種1台で台数もそんなにないから高設定を長時間打てりゃいいけど、そんなのはまず望めない。朝イチ台とゾーン狙いで連チャンを取り切ったらヤメるという“ヒットアンドアウェー”で攻めたんだけど、そうなるといつも勝ち逃げするオレは店からすると煙たい客なワケ。パチンコ屋から出禁にされたことはないけど、闇スロからは1軒出禁になったもんな。まぁ、それも勲章みたいなもんかなって」

闇スロの摘発でプロを引退する決意

 気がつけばそんな生活を1年近く続けたある日、二刀流生活は突然終わりを告げる。闇スロの摘発である。 「パチンコ打ってたらツレから電話掛かってきて、闇スロが摘発された!って。まぁ当たり前だよね、違法なんだから。あんなもんが堂々とポスター貼って営業してたほうがおかしいんだよ(笑)。でも、なんかこう、大切なものがなくなったって感じはしたんだよね」  心にぽっかりと穴が空いてしまった加藤さんは、バーテンをしている店のママにそのことを伝えると意外なことを言われ、パチプロから足を洗うことになる。 「ママから『闇スロって犯罪なんでしょ? それを打ちに行ってた修ちゃんも同罪なんじゃない?』って言われて、言い返せなかった。ママはオレよりも5つ年上で、よく叱られたんだよ。『パチプロもいいけど、もうイイ歳なんだから正業に就いたら?』とも言われたな」
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知り合いの内装屋で働くことに…
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グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター

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