カーライフ

「いい加減にしろよ!警察呼ぶぞ」子連れで”あおり運転”呼ばわりされた35歳男性の苦い思い出

突然襲った長女の車酔い

 親子3人で和気あいあいと車中を楽しんでいたそうですが、しばらくして長女の異変に気づいた島田さん。 「さっきまで、大声でしりとりに参加していた長女の口数がだんだん減っていったんです。最初は眠くなったのかと思い、特に気にも留めていなかったのですが、次女が『パパ、お姉ちゃんが気分悪そうだよ』と言ってきたので、あわててバックミラーに目をやると、長女がぐったりしていたんです」  道路は比較的空いていたものの、緩やかなカーブが連続していたせいか、長女は車に酔ったようです。こともあろうに、そういう今日は奥さんも不在で、島田さんは不安な気持ちでいっぱいになったそうです。

追突事故に遭ってしまう

交通事故

画像はイメージです

「とにかく、どこか車が停められる場所を探して休憩しようと必死でした。つくづく『妻がいてくれたらなあ』と痛感したのをよく覚えています」  そのすぐ後に、妹が再び「パパ! おねえちゃん吐きそうなんだって!」と声を上げ、島田さんもびっくりしてバックミラーに目をやり、再び視線を戻したところ、前方の自動車が目の前まで迫っていたので、とっさに急ブレーキをかけた島田さん。 「前方の車が右折しようといったん停止していて気づいたらもう目の前にいて、慌てて急ブレーキをかけ間一髪衝突せずに済んだのですが、そのすぐ後に『キー!ガチャン!』と鈍い音とともに後方から衝撃を受けました
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後味の悪い事故の結末
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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