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パチンコ店の「サクラ」で荒稼ぎした47歳。経験者が語る“サクラ客を見分ける4つのポイント”

実際に打ち子を見つけ出したことも

パチスロ 当時は、米山さん以外にも複数のサクラグループが存在していたのだが、ある日、自分たちの現場に他のグループが入ってる疑惑が浮上した。そこで、お店に赴き店内の様子をチェックして、他のグループの打ち子を見つけ出したこともあるそうだ。 「一時期、狙い台を他のお客さんに取られることが続きまして。これはおかしいぞと思って現場に行ったことがあるんです。その時は狙い台が2台あって、どちらも取られたので一日打ちながら店内の様子を見ていたら、予想通り大量にタバコを取る、コーヒーレディーから頻繁に飲み物を買う怪しいヤツが2人いまして。当然、その2人が実戦中に接することはないので閉店後に片方の後を付けたんです。そしたら案の定、最寄り駅で合流していました。僕らはその店の店長とグルでしたが、のちに調べたらその2人組は副店長とグルだったんです(笑)」

サクラ軍団が復活していてもおかしくない!?

 米山さんがこの仕事から足を洗った理由の一つに、パチスロが5号機に移行し大幅な出玉規制が行われた点がある。設定6を打っても売上が期待できなくなり、商売として成立しなくなったからだ。  2年前にスマスロが登場し、現在は一昔前の機種と同じような出玉が期待できるようになっただけに、もしかしたら同じようなグループが復活している可能性も……。今回紹介した、怪しい行動をとっている客がいるホールには注意が必要かもしれない。 取材・文/サ行桜井
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai
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