恋愛・結婚

「いつ休み?」「日曜日は何してる?」キャバ嬢を“店外デート”に誘うとコスパが悪くなる理由

「最近のキャバ嬢は付き合いが悪い」とボヤいているそこのあなた

スマホを見て叫ぶ中高年男性「最近のキャバ嬢は付き合いが悪い」とボヤいているそこのあなたに言いたいことがあります。それって、最近のキャバ嬢は付き合いが悪いのではなく、あなたが歳を取っただけなのではありませんか?いつまでも20代の男の子みたいなつもりでいてはいけませんよ。  オダギリジョー、高橋一生などの例外をのぞき、ほとんどの40代はただのおじさんです。50代なんて20代の女からしたらおじいさんです。まずご自身の加齢と正しく向き合いましょう。  食事をして、バーに行って、ほどほどに酔って解散とか、映画館で『鬼滅の刃』を観るとか、そんな20代みたいな感覚でデートに挑んではいけません。だって大人なのですから。  せめて別れ際には「タクシー代」として、お手当を多めに渡すとか、そういったおじさんらしい気配りがないと、ダメダメのダメです。お金のかかる女はイヤだ!とおっしゃるなら、繰り返しになりますが、どうぞ相席居酒屋にでも行ってください。  キャバ嬢は皆さんのガールフレンドでもお友だちでもありません。スッピンのパジャマ姿で来てくれてかまわないし、俺の話がつまんないときはスマホいじっていいよ、というおつもりならまだよしとしますが、「ピチピチめのワンピースで来て欲しいし、ちょっと酔ったフリもしてくれると嬉しい」というおつもりでいるなら、そこにはギャラが発生して然るべきです。お気を確かに。

デートを断る側にもコストは発生している

 ウルフルズの「いいたい事はそれだけ」という曲の歌詞の中に「ふる方が ふられるより つらいって よく言うけど おれなんか ふられてばかりで これも つらいぜ」というフレーズがあり、なるほどと思う一方で少々ブチ切れたくもなっています。  ふる方にもコストが発生していることを、多くの男性は知らな過ぎます。この場合のコストというのは、心的なハードルやストレスのことを指します。  当たって砕けろ的なやけっぱちな感覚で相手に好意を伝えていませんか?それはご自身の都合しか考えていないとても身勝手な行いです。当てられた本人は、「ふり方次第では明日から気まずくなるな……」と気に病んでいるはずです。ましてや相手は腕力だけは倍以上のモンスターです。リスクでしかありません。  皆さんが取引先の決算権のあるおじさんだったり、彼女の雇用主である場合はもっと悪いです。彼女は「仕事を減らされるかも」「最悪仕事を失うかも」とヒヤヒヤするはめになるのですから。  デートのお誘いに関しても同じことが言えます。「別に断ってくれていいから」と気軽に構えているのはあなたたちおじさんだけです。断る側にはコストが発生しています。3回誘ってダメなら金輪際誘わないことです。  ブチ切れついでに言わせていただくと「日曜日は何してる?」「今暇?」など、用件を明かさずに、こちらの都合だけ聞き出そうとする男もクソです。行き先が赤坂のお寿司屋さんか、イオンのフードコートかでこちらの返答が変わるのは当然です。
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日曜日くらいは…
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1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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