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パチンコ・パチスロの“交換率のルール”が変更。ホール関係者が「導入するつもりはない」と語るワケ――ニュース傑作選

パチスロファンはシビアな人が多い

パチンコ また、最近はホールの出玉状況をホームページで確認できるのが当たり前の時代。特にパチスロファンはシビアにチェックして店や台を選ぶ人が多いだけに、等価交換での営業はやりづらくなったそうだ。 「最近はお店のHPに掲載している差枚データが充実しているし、しかもパチスロを打つ人は細かいところまで見てるんですよ。だから、等価交換だと店がどれくらい儲けているかわかっちゃう。それが11割営業で、会員カードの再プレーも1万円分まで手数料ナシにすれば少しボヤけてうやむやにできるじゃないですか(笑)。差枚でお店が赤字の日が多く見えても、ちゃんと利益率6%くらいは取れてたりするので。さらに、データをしっかり見ていれば設定6を使っていることもわかる。それがもう定着しているので、いまさら等価交換にしてもねぇ……って感じです」

交換率を下げてもパチンコは遊べない

 SNSなどを見ていると「パチンコの交換率を下げてもっと遊ばせてほしい」なんて声もよく目にするが、そんな使い方をするホールが出てくる可能性はないのだろうか? 「パチンコはちょっと下げただけでは、遊べるようになったと体感できないんですよ。それこそ、4円貸しの2.5円交換にするなら別ですが、3円くらいじゃ大して変わりません。なぜなら、機械自体が低交換の営業に向いていないから。しかも、今はラッキートリガーの評判がいいじゃないですか、あれって『遊べる』とは真逆の機械ですよね。遊ばせてほしいって言ってるのに、遊べない台が人気だから困っちゃいますよ(笑)」
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ファンからすると悪い話ではないが……
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パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai

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