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「レジの下に外国人スタッフが寝ていた」コンビニの派遣バイトの実情。深夜帯は“いきなりワンオペ”の場合も

深夜帯に「いきなりワンオペ」の場合も…

コンビニ コンビニの派遣のスタッフは入ってくると、その店舗のルールや商品が置いてある場所を聞いて、瞬時に覚える必要がある。そんな感じなのだが、Aさんは夜勤帯の22時頃に行くと、まさかの「いきなりワンオペ」だったこともあるらしい。  交代のスタッフに急いで内容を聞いて、その後は朝8時まで1人とか……。そこは深夜1時までまあまあ客の多い店だったそうで、かなり苦戦を強いられた。  また、今は労働基準法で長時間働く人は絶対に休憩しないといけない規定があるのだが、ワンオペだとうまくいかない。にもかかわらず、酷いことに休憩時間分が日給から勝手に引かれていたという。さすがに派遣会社に問い合わせたが、うやむやにされてしまったそうで、なんともかわいそうな話だ。

「今は休憩中だから働かない!」レジの下で寝ていた外国人スタッフ

   ある日、スタッフのB君が深夜3時に近所のコンビニまで買い物に行った際、レジには誰もスタッフがいなかった。いったいどうしたことか。  レジの下に段ボールを敷いて外国人のスタッフが寝ていたそうだ。「すいません」と声をかけると「今は休憩中だから働かない!」と言われたそうだ。  実際、店と派遣会社には休ませないといけない規定があるので、スタッフの行動は間違っていない。せめて店のカギを締めて電気を消せばいいと思うが……。  B君もコンビニ店員なので同情して話しかけると、その外国人スタッフは南アジア出身のようで、こう答えたという。 「派遣会社に登録してここのバイトに入ったけど、来てみたら急にワンオペで、休憩も取りようがない。こうするしかないんですよ」
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店から「派遣NG」となったスタッフ
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