元ラブホ従業員が明かす、すぐに辞めたバイトの衝撃の退職理由「“お誘い”があると聞いたのに…」――人気記事ベスト
過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開 記事は取材時の状況)
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さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはソワソワと向かう場所だ。
ラブホでは、基本的に客と従業員が顔を合わせることはなく、謎に包まれている。いったい、どんな人たちが働いているのか。実家がラブホ街にあり、学生時代はラブホで清掃員のアルバイトをしていた前田裕子さん(仮名・20代)が教えてくれた。
そもそもラブホの求人は、どのように募集されているのだろうか。
「私が暮らすラブホ街では、ホテルの看板の隅などに“スタッフ募集”と貼られていることがあります」
ほかには、ハローワークに求人を出すラブホもあるようだが、じつはさまざまな事業を展開する企業が多いそうだ。また、前田さんのように「暇なら働かない?」と声をかけてもらうパターンもあるのだとか。
「ラブホだって、雇用契約の内容などはしっかりしていますし、税金や保険料も発生します。面接では履歴書も必要なんですよ。契約書なんて交わさずに、こっそりと働けて、日払い、ドタキャンしてもいい……なんて考えている人もたまにいますが、そんなことはありません」
また、「うちを志望した理由は?」と、一般企業の採用面接のような内容も聞かれるという。接客業の場合は「接客が好きで」とか「人とお話しするのが好きで」と答えるだろうが、ラブホは少し異なるようだ。
「『できるだけ人と関わりたくない』という人がほとんどです。あとは、ホテル街に住む人たちが近場で働けるからだったり、時間の融通が利いたりといった理由です」
時間の融通でいうと、前田さんの見解では、24時間営業のコンビニよりもラブホのほうが人気があるそうだ。もちろん、立地にもよるのだろうが、ラブホの仕事はなんとなくヒマそうなイメージがあるからだろうか。
では、募集要項にはどのような内容が記されているのか。ハローワークや求人サイトに記載しているラブホはというと……。
「アットホームな職場です」
「ブランクありでもていねいに説明します」
「社割制度あります」
などがある。そして、ラブホ特有の内容が意外と魅力的だという。
「ペアで働くので、慣れるまでベテランが指導します」
「ウォーターサーバーでいつでも水分補給可能」
「勤務時間はご相談に応じます」
そんななかで、前田さんがもっとも衝撃を受けたのは……。
「当社で使用できる宿泊割引券贈呈」だった。何店舗か支店のあるラブホだが、「割引券をもらって実際に使う人がいるんだろうか」と、前田さんは思ってしまったそうだ。
ハローワークにラブホ求人を出す企業もある
応募動機は「できるだけ人と関わりたくない」がほとんど
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