「裸になれば受け入れてもらえる」“20代のすべて”を風俗業に捧げたシングルマザーが、過去を隠さず“天職”に出会うまで
風俗店と知らずに面接、そのまま仕事に
それが西川口のピンサロだった。裸同然のかっこうで男性にサービスするのだが、「裸になれば受け入れてもらえる」という彼女の希望は打ち砕かれた。初心者の彼女は「下手だ」と客になじられる。挫折して辞めたが、時間とお金のことを考えると同じような仕事に就くしかなかった。その後は風俗店を転々とする。
「渋谷のピンサロにいたとき、お客さんが吉原の存在を教えてくれたんです。『そんなところに行ったらこの世の終わり』とも言っていた。でも私は人生を終わりにしたかった。だから翌週には面接を受けに行きました」
世の中にも人にもなじめない。子どものころ、生きづらくて、虫刺され用のキンカンを一気飲みして苦しんだこともあった。死にたくても死ねない。生きることもできない。そんな苦悩の中を、なんとか日々、動いている。大人になってもそんな状態は続いていた。
日本三大名店と誉れのソープで3年
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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