エンタメ

1億円の大型契約で元日テレジェニックがセクシー女優に転身、“覚悟”を決めたワケ「叶えたい夢があるから」――仰天ニュース傑作選

イメージDVDの仕事に苦手意識があった

矢埜愛茉——そして2018年に芸能界に復帰し、イメージDVDを発売。これがかなりのヒット作になったんですよね。 「それまでは10代のアイドルらしいキャピキャピ系のDVDしか出していなかったのですが、急に大人な雰囲気の作品になったんですよ。『自分もこういう表現をする年齢になったんだ……』と感慨深さがありました」 ——正直、あんまりノリ気ではなかった? 「苦手意識が強かったのは確かです。イメージDVDって、一人ですべてを表現しなきゃいけないじゃないですか。AVなら相手役がいるけど、セクシーな表情も吐息も仕草も全部を一人で生み出さなきゃいけない。そこが結構しんどいところでもありました」 ——2020年4月からは事務所を辞め、フリーとして活動を開始。コロナ禍真っ最中ということもあり、かなり大変だったのではないでしょうか。 「その時期は仕事が無い中でも自分主体で色々と動くことができたので、タイミング的には正解だったのかなって。実際、8月には『ヤングアニマル×LINE LIVE 誌面グラビア争奪オーディション』で優勝もできました」 ——まさに自分の力だけで獲得した賞ですよね。 「もちろん、盛り上げてくれたファンのお陰でもあります。でも、このグラビアも単発のご褒美だったので、その後も継続して誌面を飾ることはできませんでした。優勝した、グラビアが載った、ただそれだけ。その時にフリーの大変さを痛感しましたね」

芸能活動に限界を感じて…

——売り込みやマネージメントまで一人で行うことはやはり難しかったのですね。 「フリーだと自由がきくことが利点ですが、戦力も一人分なんですよ。たまにバラエティ番組に呼んでもらっても、『あそこはこうした方がいい』とかアドバイスをくれる人もいないので成長にも繋がらない。事務所やマネージャーの大切さがわかった気がします」 ——2021年7月には写真週刊誌『FLASH』とタイアップして芸能活動10周年を記念した写真集を制作。初のセミヌードを披露するという衝撃的な展開を迎えました。 「クラウドファンディングを達成して出版できたものの、あまり世に広まることもなく、あまり多くの人には見てもらえませんでした。ここでも一人でやっていくことの厳しさに直面しましたね。この頃にちょっと芸能活動の限界を感じ始めていました」 ——2024年、ついにもうすぐセクシー女優としてデビューを果たします。セクシー女優になるという決断は、並々ならぬものがあったと思いますが……。 「ここで新しい何かに挑戦してみたい、イチからやってみたいと思って、覚悟を決めました。私にはまだやりたいことがいっぱいあるんです。大好きなラジオで自分の番組を持ちたいとか、芸人さんとお仕事をしてみたいとか。セクシー女優って、そういう夢も叶えられるお仕事なんじゃないかなって」 ——確かに、最近ではセクシー女優さんが業界の外で活躍している姿が目立ちますね。 「私もグラビアで活動しながら、セクシー女優さんに対する世間の目や価値観が変化しているのを感じていました。今の時代だからこそ、やりやすくなったと思います」 ――1億円という超大型契約についてはどう思いますか? 「凄い金額で最初はとても驚きましたが、そのぶん私も全力で頑張っていきたいと思います」 ――このお金は何に使いたいですか? 「写真を撮るのが好きなので、カメラ機材を買ったり、個展を開いてみたいです。あとはラジオを聴くことが好きなので、いつか民放ラジオの枠をGETできるのであれば、自分の番組をやってみたいです」
次のページ
グラビアアイドルの“難しさ”
1
2
3
おすすめ記事