恋愛・結婚

「あなたの弟と一緒に来たことがあるの…」彼女と宿泊したホテルで発覚した“とんでもない事実”

彼女の誕生日に2人で行ったホテル

レストランで食事 M子さんが誕生日だというので、少し前からプレゼントを準備し、当日は駅前にオープンした懐石料理店を予約した片山さん。 「記念すべき第一回目の誕生日なので、かなり奮発しました。プレゼントは青山のセレクトショップで見つけたレザーのペンケースにしました。懐石料理は、都内の某一流ホテルのシェフが独立して開いたお店だけあって、M子さんと一緒に目を丸くしながら堪能していました」  懐石料理店で日本酒が進み、かなりお酒が入った状態で店を出た2人。その後、お店の裏通りにある繁華街を通ったとき、普段は控えめなM子さんが片山さんの手を強引に引いて入口に向かったといいます。

彼女がつぶやいた何気ない言葉

 本当は自分からホテルに誘いたかった片山さんは、M子さんの積極的な行動に驚きながらも、内心はかなり嬉しかったそうです。ただ、そのすぐ後の出来事が全てを台無しにします。 「そのホテルは数カ月前にリニューアルしたらしく、おしゃれなブティックといった感じでした。いつまでも手を引かれて歩くのも情けなかったので、今度は私がM子さんの手を引き、少し先に見えるエントランスらしき場所まで歩きました。  すると『そっち開かないの、こっち』というM子さんの声が小さく聞こえ、軽く私の手を引き、ようやく建物に入ることができました」  朝を迎え目が覚めた片山さんは、なぜM子さんが開かないドアのことを知っていたのか、時間がたつにつれ疑問に思えてきたそうです。
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問い詰めた結果とんでもない答えが
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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