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ジュニアの“新グループ名”に衝撃…旧ジャニーズのネーミングセンス“令和の今も変わらない”理由。シブがき隊、Sexy Zone…「よくよく考えたらおかしい」

 キテレツ!! バンザイ!!!  いろいろな衝撃を、このネーミングが部分的にかもしれないが、かっさらっていったような気もした。  一部で噂されていた、ジュニア(旧ジャニーズJr.)の大型再編成にともなう新グループの結成が、2月16日の夜に発表された。
KEY TO LIT(キテレツ)

KEY TO LIT(キテレツ) 画像はジュニア公式サイトより

既存の3グループが解体されたジュニアの再編成

 今回新たに発表されたのは、この3つのグループだ。 ●ACEes(エイシーズ)……浮所飛貴、那須雄登、作間龍斗、深田竜生、佐藤龍我 ●KEY TO LIT(キテレツ)……岩﨑大昇、井上瑞稀、中村嶺亜、猪狩蒼弥、佐々木大光 ●B&ZAI(バンザイ)……橋本涼、矢花黎、今野大輝、菅田琳寧、本髙克樹、鈴木悠仁、川﨑星輝、稲葉通陽  新たな3グループのメンバーは、それぞれ既存のジュニアグループであった、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者のメンバーの組み合わせによるもの。今回の結成によって、少年忍者を除く3グループは事実上の解体というかたちとなる。  旧グループはそれぞれが十分な実績を重ね、グループ単体でアリーナクラスの公演も成功させるなどもしてきただけに、その衝撃や落胆ははかりしれないものがある。  実際に対象となった一部のメンバーも、新たな出発に際しての意気込みよりも自身の複雑な思いとファンへの謝罪をブログで綴ったりしていた。

新しくなった“グループ名”が物議に

 それぞれのグループのコンセプトや人選ももちろん大きく気になるところではあるが、別角度からのざわつきをもたらせたのでが、そのグループ名だった。  正統派、いわばエース格を並べたような「ACEes(エイシーズ)」はまぁわかる。  問題は冒頭にもあげた「KEY TO LIT(キテレツ)」と「B&ZAI(バンザイ)」だ。客観的にみれば、よく言う “トンチキ”ネーミングである。  SNSを眺めると、より感情を逆撫でされたファンと、悲嘆にくれていたところ少し笑ってしまったファン、「今日からキテレツ担なの!?」と自虐的に驚くファンなどさまざまだが、すっかり慣れただけで、ネーミングに関しては「とはいえ“美 少年”や、数字と英語と日本語がミックスされた“7 MEN 侍“もなかなかのトンチキぶりだった気もするけれども」という部分もあるっちゃある。  ときに音楽番組などで「トンチキソング」特集が組まれたこともあったように、トンチキセンスは旧ジャニーズ事務所の魅力のひとつであったことは間違いない。今回のキテレツとバンザイも、ある意味旧事務所の伝統芸(?)的なものを踏襲したつもりであるかもしれない。
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様々な命名パターンと仰天ネーミング
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ライター・編集・インタビュアー・アイドルウォッチャー(男女とも)。ウェブや雑誌などでエンタメ系記事やインタビューなどを主に執筆。

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