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少年忍者が初の単独アリーナ公演を開催。”最高に楽しい日”を実現する

念願の場所での単独公演

 STARTO ENTERTAIMENT所属の少年忍者が、5月8日に横浜アリーナで「少年忍者 Arena Concert 2024 The Shining Star」を開催した。今年6月に、結成7年目を迎える少年忍者がついに念願の場所での単独公演をつかみ取った。グループ内でも高いダンススキルを持つ、織山尚大と川崎星輝が演出を担当。ジュニアの中でも21人という大人数ユニットでしか作り出せないダイナミックなパフォーマンスで観客を魅力した。 少年忍者「忍者初の単独アリーナ、みんな騒げますか! 今日は最高に楽しい日しようぜ!」  その掛け声とともに会場の中央ステージにかかっていた白い布がストンと落ち、せり上がったリフターに乗った横花道に煌びやかなゴールドの衣装に身を包んだ20人(内村颯太は活動休止中)のメンバーが登場。オープニングで、「The Shining Star」を披露。その後は、「SEVEN COLORS」や「AinoArika」などをパフォーマンス。曲の合間には、センターステージで円陣を組んで「絶対勝つぞ!」と気合いを入れた。  MCでグループの盛り上げ担当の長瀬結星が、「今回のライブは少年忍者のパフォーマンスを全身全霊で体験できる内容になっています。忍者はもう半端じゃないですよ!」と会場を煽ると、会場のボルテージにはさらに高まった。  ユニットコーナーでは、メンバーの個性が光り輝く。「DEAR MY LOVER」では、田村海琉・稲葉通陽・檜山光成・川崎皇輝・川崎星輝の5人がキラキラなアイドル姿で舞い踊る。続く、「愛されるより愛したい」ではヴァサイエガ渉と深田竜生がセクシーなダンスを披露。ほかには、「Imitation Rain」ではギターの瀧陽次朗、キーボードの青木滉平の演奏をバックに安嶋秀生がコンテンポラリーダンスで曲の世界観を表現してみせた。  そしてライブの終盤には、少年忍者の代名詞でもある和を表現したコーナー「ジャパニーズソウル 2024」を披露。ペンライトが消えた暗闇の会場の中で、絆をテーマに選曲した「RING DING DONG」「縁-YUÁN-」「PSYCHO」に乗せて、フォーメーションやアクロバットなどを盛り込んだ忍者らしい演出に、ファンの視線は釘付けになっていた。 少年忍者 リーダーの川﨑皇輝は、会場を見渡して「端から端まで忍者のファン。こんな素敵な景色を見せてくださって本当に幸せです。ありがとうございます」とメンバーを代表して挨拶。最後はステージに整列したメンバー全員が手をつないで、「俺たちが、少年忍者―!」と名前を響かせて初のアリーナ単独公演を締めくくった。  今夏には、東京・TDCホールにて「PASSION!! ~忍 in the Summer 2024~」を開催。8月16日~9日1日まで全27公演を駆け抜ける。 取材・文/吉岡俊 撮影/後藤巧
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