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業界人が語る、“旧ジャニーズ”俳優「使いたい/使いたくない」8名。キムタク、松潤の“リアルな評価”とは

 ジャニー喜多川氏の性加害問題を皮切りに、旧「ジャニーズ事務所」は「SMILE-UP.」という会社名に変更。新たに「STARTO ENTERTAINMENT」というマネジメント事務所が誕生したほか、退所したタレントは「TOBE」や各々の個人事務所に所属することになった。  ジャニー氏問題の余波を受けて、一時歌番組への出演は減少したものの、俳優業では各タレントをドラマや映画、舞台などで目にする機会はいまだに多い。  その理由として彼らの知名度やスター性はもちろん、パフォーマンスで鍛え上げられた表現力の高さを挙げる業界人も少なくない。  そんな“旧ジャニーズ”俳優であるが、彼らの中には使いたい、使いたくない俳優がいるという。リアルな声を現場に関わる人物たちに聞いてみた。

『西園寺は家事をしない』でも話題の演技派 SixTONES・松村北斗

西園寺さんは 家事をしない

公式HPより

 キー局のドラマ部で働き、現在はフリーのプロデューサーを務めるA氏は語る。 「業界人がこぞって使いたいと思っているのは、松村北斗(SixTONES)さんでしょう。ドラマ『カムカムエヴリバディ』(NHK)や映画『キリエのうた』、『夜明けのすべて』、最近では『西園寺さんは家事をしない』(TBS)に出演。  来年には新海誠監督のアニメ『秒速5センチメートル』の実写版で主人公にも抜擢されるなど、引っ張りだこですから。  彼の魅力はクールながら飾らないルックスと卓越した演技力。自然体な表情やセリフ回しで不器用なキャラクターから変わり者の役柄までを演じ分ける能力は、現役“旧ジャニ俳優”ではトップレベルだと思います。  現場でも監督に率先して演技について相談しており、役への探求心も強く、彼が演じれば間違いないという信頼感もある」  数年先までオファーが決まっているという旬の演技派・松村北斗。一方で、A氏が使いたくない俳優とは?

注文が多すぎて評判低下の嵐・松本潤

「松本潤(嵐)さんですかね。国民人気者になったからなのか、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)では、自身が演じた徳川家康のセリフをたびたび変更するように指示するなど、やや傍若無人なところが目に付くようになったことはテレビマンの間では有名です。  役柄も、『花より男子』(TBS)で演じた道明寺司のようなクセの強いキャラクターは適役ですが、繊細な演技はうまいとは言い難い。近年のドラマは映画的な演出をするものが増えているので、松本さんを主役に抜擢しづらいのもあります」  また、A氏は他にも使いたくない俳優を挙げてくれた。 「『先生さようなら』(日本テレビ)や『青島くんはいじわる』(テレビ朝日)などに出演していた渡辺翔太(Snow Man)さん。見た目の華はあるのですが、表情やセリフに抑揚がなく、役柄に感情移入をしづらいです。  今後演技経験が増えてくれば実力も伴ってくると思うのですが、今のところは主役級のキャストとして使うのは厳しいですかね」  SNSでも視聴者から「演技がちょっと……」「原作のキャラと違う」といった声も多い渡辺翔太。今後、成長を遂げて飛躍することはあるのか。
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大人の品格と秘めた狂気に惹きこまれる稲垣吾郎
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テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。

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