恋愛・結婚

ドバイに移住した27歳男性が、一目惚れした“エジプト出身の女性”にとった“驚きの行動”「自然な選択だった」

「飛行機代を出してくれる企業」を探して就活

鈴木さんは移住先としてドバイを選びましたが、その背景には偶然の出会いもありました。 「中東で仕事を探していたところ、条件にぴったり合う就職先がドバイにあったのが、移住のきっかけです」 実は、移住直前は飛行機代の支払いにも苦労していた鈴木さん。そこで、移住先での仕事は「現地までの飛行機代を支払ってくれる企業」に絞って探す作戦を立てていたのです。 「業種にはこだわりはなく、まずは現地に行けることが最優先でした。結果、日本の求人サイトで、ある語学学校がフライト費用を負担する条件で募集を出しているのを発見。迅速に行動し、面接から数日後にはドバイへ向かうことになりました」 なお、ドバイでの最初の仕事となった語学学校での給料は約20万円。この金額は、ドバイで生活する日本人としてはギリギリのラインです。 「移住当初は、家賃5万円程度の30人ほどが生活するシェアハウスに住んでいました。寝室はまるで牢屋のような感じで(笑)。食事はすべて自炊していました」

転職のきっかけはInstagramのDM

そんな中、鈴木さんに転機が訪れます。 「私が学んでいた語学学校では、Instagramのアカウントを作成し発信することが業務の一部でした。そのアカウントが予想以上に伸び、5000人以上のフォロワーがつくようになりました。すると、転職のオファーが届くようになったのです」 鈴木さんの元には、計3社から転職オファーが。その中から不動産会社への転職を決意しました。 「不動産に興味があったことも理由ですが、決め手はその会社にまだ日本人が一人もいなかったことです。この環境なら、最初から最前線で活躍できると思いました」 この予感は的中。鈴木さんは日本人向けの不動産事業で重要なポジションを担うことになり、そこで得たスキルを活かし、不動産売買の仲介や賃貸を提供する法人を設立し独立します。 「ドバイでは日本人の評価が非常に高く、『日本人=時間を守り規律がある』というイメージがあります。また、日本人自体が少ないため、チャンスが訪れやすい環境だと思います」
次のページ
エジプト出身の女性と結婚し、ムスリムに改宗
1
2
3
海外不動産投資家・海外移住コンサルタント。1997年宮崎県生まれ。UAEドバイ在住。お茶の水女子大学在学時に、暗号資産投資で大きな利益を出し、分散投資の一つとして不動産投資をスタートする。大学3年生の21歳から国内不動産投資を始め、国内3棟18室を保有し利回り20%以上の物件を運営し、その後いくつかの物件を売却。22歳で海外不動産投資へ進出し、ジョージア、トルコ(イスタンブール)、アラブ首長国連邦(ドバイ)に不動産を所有。現在は、個人投資家として資産運用をしながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングのほか、海外移住のアドバイザーとしても活動。チャンネル登録者数約6万人のYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営。

記事一覧へ
おすすめ記事