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皿洗いで「月給45万円、21万円貯金できる月も」…“英語力ほぼゼロ”でカナダに移住した20代男性の暮らし

 いつかは海外でのんびり暮らしたい。語学力を身につける意味でも海外で働きたい――そう思う日本人は少なくありません。  しかし、異国で暮らすのは簡単なことではなく、中には移住に失敗してしまうこともあります。では、海外移住で「成功」する人とはどういった人なのでしょうか。今回は移住に成功した方のケースを紹介します。  私(宮脇咲)は宮崎県から大学進学を機に上京し、現在はドバイに移住し、海外の物件をメインとした不動産投資をしている他、富裕層向けの海外移住支援も行っております。そういった経緯もあり、これまでに多くの海外移住者の方と知り合ってきました。  今回は、初めての海外移住で紆余曲折ありながらも、成功を手にした20代男女の実像をお伝えします。海外移住を検討している方は参考になるかと思います。
宮脇咲

宮脇咲さん(写真左奥)

海外移住は思ったより簡単。ネットで仕事を見つけて移住

 海外移住の動機は人それぞれですが、若い人では仕事をきっかけとして移住を決めるという人も多いです。今回紹介する成嶋こと里さん(20代女性)もその一人。成島さんはドバイに移住して1年。現在は不動産エージェントとして働いています。  成島さんは勉強した英語を実践的に活かす場で働きたいという思いからドバイへの移住を決意しました。そんな成島さんは、移住前に日本にいながらドバイでの仕事を見つけました。 「ドバイの求人はネットで調べて探しました。。Googleで「JAPANESE WANTED IN DUBAI(日本語訳で「日本人の求人 ドバイ」)」と検索し、高級ホテル内のレストランの仕事を見つけて応募し、リモートでの面接を経て採用に至りました」  なお、成島さんは国際系の大学に通っていたことや、留学経験もあったことから、移住前からTOEICのスコアが800点程度と一定の英語レベルに達していました。面接では英語での会話もあったそうで、移住を考えている方は英語の力を高めておいて損はないでしょう。

月給は日本企業の半分程度。しかしチップで思わぬ高収入に

 ドバイの高級寿司レストランで働きはじめた成島さん。最も気になるのは収入面ではないでしょうか。 「基本給は一般的な日系企業に就職した場合の初任給の半分程度です。たしかに、金額的にはあまり多くないイメージかもしれません。しかし、ドバイではこれに上乗せがあるんです」  その秘密は、チップ。海外では日本よりもチップを渡す文化が浸透しています。 「チップが基本給の2〜3倍いただけますから、チップを入れて日本円で36万円~40万円程度が月の収入となります。さらに、ホテルでの仕事ということもあり3食提供付き。そして、寮も完備されています。そう考えれば、東京では実質月収40〜50万円程度になります」  こういった生活インフラが充実している仕事がある点も海外で働く利点のひとつと言えるでしょう。
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ドバイは「日本よりも治安がよい」
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海外不動産投資家・海外移住コンサルタント。1997年宮崎県生まれ。UAEドバイ在住。お茶の水女子大学在学時に、暗号資産投資で大きな利益を出し、分散投資の一つとして不動産投資をスタートする。大学3年生の21歳から国内不動産投資を始め、国内3棟18室を保有し利回り20%以上の物件を運営し、その後いくつかの物件を売却。22歳で海外不動産投資へ進出し、ジョージア、トルコ(イスタンブール)、アラブ首長国連邦(ドバイ)に不動産を所有。現在は、個人投資家として資産運用をしながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングのほか、海外移住のアドバイザーとしても活動。チャンネル登録者数約6万人のYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営。
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