恋愛・結婚

「下心全開な時点で客認定」スナックのママが思う、夜のお店の子と絶対に付き合えない男の特徴

「人気がある女の子」の特別な存在になるには

だいたい、人気がある女の子ほど、出勤する度に何人もの人に口説かれ、下心を向けられています。その状況下で特別な存在になるには、他の人と違う行動をする必要があります。下心丸出しで来店する人は目的が分かりやすいですが、「俺なんて……」と言いつつ適度に通って見守ってくれる人のほうが、目的が分からず気になります。 これに対し、「いや、でも、俺キャバ嬢持ち帰ったことあるし!」と自信をつけてしまっている殿方たち。私も、“1発狙い”なら、ガツガツ下心を押し出すことを否定はしません。しかし、今回論じているのは、中途半端な女の子と1発、ではなく、意中の女の子に本命として好かれ、交際まで辿り着きたい人に向けてです。 女の子は普通に生きていれば、容姿を褒められる機会が男性に比べはるかに多いものです。「めちゃくちゃタイプ、抱きたい」なんて言葉を、純真な心で受け止め、喜び、真剣に考えるのなんて、夜職始めて3日目以内の女の子くらいでしょう。しばらく働いていれば、「またこのタイプか、誰にでも言ってるんだろう」と冷めた心で受け止めてますから。

声高に「客の権利」を主張する人は、もう…

もっと言うと、下心剥き出しで来られると、なめられているとまで感じるようになります。多くの女の子にとって、興味のない男性に向けられる性欲は気持ち悪いものです。 「それが仕事だろ」そう思う方もいるでしょう。「セクハラするのが客の権利、それを我慢するのがお前らの仕事」と思う方は、そのままでいいと思います。仮にその権利があったとしても、セクハラせず、紳士に飲んでくれる方が好かれるだけであり、永遠にあなたは好かれないだけですから。 恋愛に発展させたい女の子がいようといまいと、「俺は客だぞ」とやりたい放題やる人よりも、良いお客様であろうと心掛けて振る舞ってくれる方が人間として好かれるのは当然のことです。 「人として好き」という土台がなければ、「恋愛として好き」も成り立ちません。意中のキャストと関係を発展させたいのならば、自分の下心を封印すべき。そうすれば、一途な思いが成就する可能性が高まることでしょう。 <TEXT/大谷麻稀(まきぱん)>
上野にてスナックを経営する28歳。大好きなお酒にコミットするべく鉄道会社を退職し、ほぼ未経験の世界へ転身。TOEIC910取得。趣味は海外一人旅。
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