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「約5ヶ月で8キロ減」スナックのママが、散歩を趣味にして気づいた「歩くメリット5選」

東京の上野でスナックを営む大谷麻稀です。会社員を辞め、未経験の水商売で独立してから早2年。日本の一大飲み屋街で昼も夜も様々な人間模様を見てきた私が、今夜のお酒がちょっぴり美味しくなるコラムをお届けします。 伊能忠敬界隈というワードを知っていますか? この言葉は、昨年の2024年7月頃から、X(旧Twitter)で若者を中心に使われ始めています。日本全国を歩き回って測量し、地図を作ったことで知られる伊能忠敬。そこから転じて、長距離を歩く人を「伊能忠敬界隈」と称するようになりました。 スナックのママとして、日頃ナイトビジネスについてうんちくを語っている私が、なぜ健康的なトピックスを取り上げているかというと、私もこの数ヶ月、「界隈」の仲間入りをしたからです。もともと運動嫌いの私が、この数ヶ月歩きまくることで、享受できたメリットをお伝えします。
大谷麻稀

大谷麻稀

①無理せず痩せた

まずはじめに、皆さんに1番希望を持たせられるであろう項目は、「ダイエット効果」です。約5ヶ月で8キロ、むりなく減量できました。大体毎日8,000〜16,000歩。多い日は25,000歩ほど歩きました。 私は夜の仕事という特性上、毎日お酒を飲みすぎているし、明け方の寝る直前に焼肉やラーメンを食べて帰るのが日常なので、カロリーオーバーなのは必至です。 今思えば、この食生活なのに、運動をしなかった自分が怖いくらいですが、散歩を趣味にするようになってから、生活は変えずとも自然と痩せました。

②気分が明るくなった

次に、精神面への影響です。数多の人と、それもお酒の入った初対面の方と毎日接するわけです。正直疲れる時も多々あります。メンタルが削られる場面も多々あります。 最悪なのが、そのモードを切り替えられず、翌日起きてからも、その後何日も引きずってしまうこと……。ですが、散歩を趣味にしてから、だいぶ引きずることが減りました。どうやら、有酸素運動は、セロトニンが活性化し気持ちが明るくなり、うつ病の予防や改善にも効果があるようです。 スナックのママとしては微妙な選択肢ではありますが、仕事で嫌なことがあった時は、飲んで帰るのではなくて1駅手前で降りて歩いて帰るほうがいいのかもしれません。
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運動が苦じゃなくなった
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上野にてスナックを経営する28歳。大好きなお酒にコミットするべく鉄道会社を退職し、ほぼ未経験の世界へ転身。TOEIC910取得。趣味は海外一人旅。
Twitter、Instagramなど:lit.link

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