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国政よりも都政を変えてしまえば、日本は変わる【藤沢数希氏】

今週末、衆院選と都知事選が行われる。藤沢氏は、どうせ変わらない霞が関や国会議員よりも、都知事選に注目している。ほんの少しのアイデアと実行力だけで、東京はアジアで抜きん出るポテンシャルを秘めているからだという

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(人気ブログ「金融日記」管理人 藤沢数希氏)

 今月16日に衆議院議員総選挙と東京都知事選挙が行われる。世論調査によると、衆院選は自民党が第1党になりそうだ。自民党の安倍総裁が日銀法改正や外債買入ファンド創設など超金融緩和を主張する一方で、現与党である民主党の野田総理がTPP推進、普通の金融緩和など妙に現実的なのが何とも趣深い。前回の衆院選、野党だった民主党ができもしないマニフェエストを声高に叫んでいたとき、与党の自民党は現実的だったのだから。

 すっかり衆院選の陰に隠れてしまった東京都知事選であるが、現在のところ石原慎太郎前東京都知事に後継指名された前副知事の猪瀬直樹氏が最有力である。実をいうと、自民党も民主党も大して変わらないと思っている僕は、東京都知事選のほうに注目している。というのも、地元や支持団体に利権を誘導することが仕事になってしまった国会議員と、自らの利権を守ることだけ考えている霞が関には、結局のところ変わることは期待できないからだ。

 東京都というのは、韓国やオーストラリアに匹敵する経済規模を持ち、首都圏で考えれば、カナダやスペインよりも大きい。この超巨大都市が変われば、日本が変わることは間違いない。そして僕が見るところ、東京はほんの少し変わるだけで、アジアのなかで圧倒的に独り勝ちできるポテンシャルを備えているのだ。

【後編】に続く⇒法人税特区で東京は圧倒的に独り勝ちできる
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【藤沢数希氏】
欧米の研究機関にて計算科学、理論物理学の分野で博士号を取得。その後、外資系投資銀行に転身。主宰するブログ「金融日記」は月間100万PV、ツイッターのフォロワーは7万人に及ぶ。最新刊『外資系金融の終わり』(ダイヤモンド社)が発売中

― 法人税特区で東京はアジアで圧倒的に独り勝ちできる【1】 ―

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