FXトレーダーは「調整」に注意!いつショートすべきか?
◆マネーな人々 今週の銭格言
【選者】2億円もぐらトレーダーアンディ氏
ついにドル/円は90円の大台を回復! 日銀の追加緩和を期待して、円が売りまくられている格好だ。が、アンディ氏はこれをきっかけに円安ムードは一巡したと予想。アゲアゲ相場のなかで、果敢にも豪ドル/円の売りを推奨!
◆円は1ドル=90円回復で下げ一巡? 豪ドル/円はショートを狙うべし!
10年後も読まれる名著にしようと、扶桑社から発売される予定のFX本の原稿チェックを進めながら原稿を書いているアンディです。
新年早々、為替相場がトンデモないことになっていますね! 1月18日には、ついにドル/円が2年7か月ぶりの90円台をつけました。アベノミクス……正直、効きすぎです(苦笑)。アメリカもヨーロッパはおろか、自民党内部からも急激な円安に警戒感を示しているというのに、このスピードですからね……。さすがのアンディもこんなに早く90円まで戻すとは考えていませんでした。
ただ、90円の大台を回復した満足感もあって、これからは調整ムードが高まると考えています。実は、うまい具合に売り場が増えているんですよね。アンディはここ最近、豪ドル/円を売ってばかりです。踏み上げられて、損しているんじゃないかって? そんなことありません。93円80~90銭ぐらいで売っては、50~80pipsで利確するトレードを繰り返して、きっちり稼いでいます。
というのも、豪ドル/円の5分足を見るとアンディの鉄板パターンが現れているんですよね。チェックするのは、本欄で何度も紹介してきた一目均衡表の「先行スパン2」です。ローソク52本分の高値・安値の半値を示すラインでしたね。豪ドル/円チャートを見ると5分足の先行スパン2と、1時間足の先行スパン2が1月16日夜から17日未明にかけてほぼ一致したんです。1時間の雲が陰転している最中にね。こういうときは鉄板で、先行スパン2が重なったポイントがレジスタンスやサポートになります。今回は1時間の雲は陰転したので、下落トレンドのサイン。おまけに遅行スパンがタイミングよくローソクを下抜いた。ということで、アンディは売りで稼いだわけです。
【後編】「豪ドル/円の「調整」は89.81円がポイント!」に続く
⇒https://nikkan-spa.jp/374485
【2億円もぐらトレーダー・アンディ氏】
先物会社勤務を経て専業トレーダーに転身。必殺もぐらトレードの真髄は「アンディのFXブログ」(http://ichimoku119.blog15.fc2.com/)で公開中。2月にはアンディの新刊『最強のFX理論を君たちに教えたい』(小社刊)が発売に!
⇒https://nikkan-spa.jp/374485

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