女流棋士3人、コンピュータ将棋ソフトと熱戦【ニコニコ超会議2】
―[超会議2]―
4月27日、『ニコニコ超会議2』の「超囲碁・超将棋」ブースにて、電王戦のスピンオフイベントが開催された。安食総子女流初段、熊倉紫野女流初段、本田小百合女流三段の女流棋士3名が協力して『第2回 将棋電王戦』の第1局に登場した強力なコンピュータ将棋ソフト「習甦」と対局するというもの。
今回は、持ち時間が人間側が1時間30分で使い切ると1分将棋、「習甦」側は30分で使い切ると30秒将棋。また人間側は対局を中断して、「解説のHELP」×3枚、「番組視聴者HELP」×3枚、「会場HELP」×3枚の「お助けカード」を使うことができるというルールになっていた。
本局の解説は、電王戦で「習甦」を破った阿部光瑠四段。そして聞き手はニコニコ生放送視聴者には「リサリサ」の愛称でおなじみの竹部さゆり女流三段。阿部四段は電王戦のために「習甦」と200局以上練習対局を指しており(※)、「習甦」のことを知り尽くしているプロ棋士だ。人間側には心強い助っ人と言えるだろう。
※阿部四段は電王戦直前の「習甦」との練習対局で8連勝していたと以前の観戦記でお伝えしたが、「逆転勝ちの将棋も結構あった」とのこと。また本番前日は親とカラオケに行って気分転換したという。ちなみにニコニコ動画をよく見ているという阿部四段の好きなボーカロイド楽曲は「六兆年と一夜物語」や「千本桜」。
https://nikkan-spa.jp/431171/ckg2sg-08
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