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変形ロボ、戦艦、戦車etc.…メカで振り返る「ワンフェス2014夏」

「Kamaty Moon」鎌田光司氏

「Kamaty Moon」鎌田光司氏。自作のヘッドギアと友人によるメガネが似合っている

 7月27日、世界最大級の造形イベント「ワンダーフェスティバル2014夏」が千葉県・幕張メッセにて開催された。会場を賑わせたコスプレイヤーについては、こちらの記事(https://nikkan-spa.jp/686655)をご参照いただきたいが、ここでは、戦車や戦闘機、変形ロボットといったメカものを紹介していこう。アニメやゲームの美少女フィギュアの進化はめざましく華やかではあるが、作者のこだわりが極まったメカ系造形物も、男の子であれば興奮必至。美女よりも工場や研究施設の撮影にたまらなく興奮する記者が選んだ、珠玉の展示物たちをご覧あれ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=687084 ◆スチームパンクが好きなのでっ 「Kamaty Moon」では、スチームパンクな造形物を並べていた。いずれもレベルが高く、スチームパンク好きはまず足を止めるほどだ。オーナーである鎌田光司氏の装備もスチームパンクで、どう見てもメカ弄りが好きそうなオヤジそのものだった。当然、いずれも自作であり、大量生産はしておらずほとんどが1点モノだという。 ◆ホームセンターにあるもので作られたロボ 「ギガギズモ」では、ボルトやパイプなどで作られたロボがあった。オーナーは普段はアクセサリを作成しているのだが、あるとき、ボルトなどをつないだら楽しいではないかと思ったそうだ。その結果が写真のようなロボだ。コミカルチックでありつつ、ロボらしいロボっぽさがあり絶妙。素材はすべてホームセンターで揃うものに汚しを入れているようだ。ともあれ、不思議とかっこよく、足を止める人も多かった。 ◆陸海空の兵器を身に纏え 「ギガント」。Tシャツを販売するメーカーであり、ワンフェスでは新作として2WAYバック「零式雑嚢五二型」を並べていた。零戦五二型をイメージしたものだ。またギガントはミリタリーなTシャツばかりで有名であり、艦これブームの影響を受けて、艦船をデザインしたTシャツの拡充が進んでいる。ブースには艦娘のコスプレイヤーも多く訪れていた。なおAmazonからでもTシャツなどのグッズを購入可能だ。 ◆1/35の戦車をリモートコントロール 「御機嫌如何」でデモされていたのは、1/35のキットに組み込む赤外線プロポ改造キットだった。タミヤ製のプラモデル用に開発されたもので、1/35の小ささながら、前進・後進はもちろんとして、信地旋回、砲塔の旋回にも対応。ゲーム機能もあり、砲身にセットされたLEDが点灯するだけでなく、砲撃時のリコイル動作も再現と手の込んだものになっている。苦労した部分としてはギアボックスで、試行錯誤の塊となっていた。モーターやICは小型化が進み、この部分はかなり楽になったそうだ。 <取材・文・撮影/林 佑樹>
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