更新日:2015年08月28日 18:42
お金

“タダ乗り”がうまい!? アップルが時価総額世界一のワケ

◆マネーな人々 今週の銭格言 【選者】人気ブログ「金融日記」管理人 藤沢数希氏 ジョブズとアップルを誰よりも嫌い、誰よりも愛する藤沢氏が時価総額世界一になった同社と、凋落著しい任天堂を比較。そこから見えることとは? ◆イヤな奴ほど仕事ができる。“タダ乗り”のうまい会社に乗れ! スティーブ・ジョブズ。アップルを世界一の企業に育てたカリスマが逝った。世界中で彼の死を惜しみ、彼を賞賛している。僕も彼の死を大いに悲しんでいるのだが、彼がスマートフォンを発明したとか、大小さまざまな事実誤認を織りまぜながら神のように崇められているのを見ると、少し複雑な気分になる。はっきりいうと、ジョブズはかなりイヤな奴だったからだ。  ジョブズは若い頃、LSDにハマっていたし、23歳のときにはガールフレンドを孕ませて、俺の子供じゃないと捨てたりもした。後からDNA鑑定でジョブズの子だと証明されたけど……。癇癪持ちで、気に入らない従業員は次々とクビにする。彼の経営手法は一言でいえば恐怖政治だ。  iPodのような音楽プレーヤーも、iPhoneのようなタッチパネルで操作するスマートフォンも、あたかもジョブズの発明のようにいう人がいるけど、MP3プレーヤーなんてソニーがずっと前から出していたし、タッチパネルなんて大昔からいろいろなメーカーが携帯電話で使ってみたけど、鳴かず飛ばずだった。タブレットPCだって、iPadの何年も前にマイクロソフトが発売している。 では何故、アップルは世界一の時価総額になれたのだろうか? 【後編】に続く⇒https://nikkan-spa.jp/89592 ビジネスにおいて、ジョブズが異常に長けていた部分とは? 藤沢数希氏【藤沢数希氏】 欧米の研究機関にて、計算科学、理論物理学の分野で博士号を取得。その後、外資系投資銀行に転身。主宰するブログ「金融日記」は月間100万PV、ツイッターのフォロワーは6万人に及ぶ。最新刊『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』が発売中
物理学研究者、投資銀行クオンツ・トレーダー職等を経て、作家・投資家。香港在住。著書に『外資系金融の終わり』『僕は愛を証明しようと思う』『コスパで考える学歴攻略法』などがある
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