ウェイトリフティングはカワイイ女子が集まる“女の園”だった件
~今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪 第25回~
※前回の話…スポーツ好きブロガーのフモフモ編集長が、東京五輪でチケットが買えそうな穴場競技探訪へと出かけました。今回のターゲットはウェイトリフティング。ほとんど情報がない中、埼玉県上尾でジュニアオリンピックが開催されることを突き止めて現地へ赴いたが、そこは予想を裏切る展開の連続。関係者のみの“観客ゼロ”かと思いきやほぼ満席に近い会場、さらにチカラ自慢対決だと思っていたウェイトリフティングが実はとても繊細な競技であることにフモフモ編集長は気付くのだった……。
「意外と細かいんですね」なんてことをキレイめの女子大生(※重量挙部/強そう)を狙って質問していくと、そのほかにも細かい点はいろいろあるとのこと。たとえばバーベルの握りでも、電車のつり革や傘を持つ一般人のやり方とは異なり、親指を握り込むようにしているとのこと。なるほど、4本指のほうがチカラが強いので、グリップが外れたり、親指側からすり抜けたりしないように4本のほうでガッチリとホールドするわけですね。
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さらに、バーベルを上げる際などには相撲でいう「そんきょ」の姿勢をすることが多く、その体勢で強く踏ん張れるように、靴のカカト部分だけを分厚くしたシークレットブーツみたいなのを履いているのだとか。半裸で毛むくじゃらのオッサンが、パンツ一丁でやっている競技だとばかり思っていましたが、実態はだいぶ違うようですね。言われてみれば半裸で毛むくじゃらのオッサンはひとりも出場してないですしね。
試技において事前のイメージと異なることが多かった中、そのほかの部分でもイメージとは異なる点は多数。まず驚いたのが女子選手の多さ。この日の会場では、男子の85キロ級・94キロ級、女子の58キロ級・63キロ級など複数の階級が行われていたのですが、男子のほうが10人くらいの出場であるのに対して、女子のほうは20人くらい出場しています。重量挙部の女子大生もたくさん会場におり、どちらかと言えば「女の園」といった感じ。
三宅宏美さんあたりは、一族がウェイトリフティングをやっているものだから血の宿命で仕方なくウェイトリフティングやっているのかと思っていたものですが、意外にも女性に人気のスポーツという賑わいぶり。中学生女子とかがバンバン登場してきます。しかもカワイイ。平均的にカワイイ。中学生~大学生だからってこともありますが、「最初からゴツいフィジカルエリート」タイプはあまりおらず、クラスにいそうな普通の少女たちが競技に取り組んでいるような雰囲気。有名選手の三宅宏美さんとか八木かなえさんが偶然カワイイのではなく、カワイイ女子がそもそもたくさん競技に取り組んでいるようです。
※フモフモ編集長の「今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪」第1回~の全バックナンバーはこちら
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