更新日:2022年07月07日 18:52
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優良な回転寿司店は「同じ魚種でも複数の種類を提供している」

 回転寿司といえば、人によってはさまざまなイメージがあるだろう。「ファミリー向け」「どこも同じ」「安いが味はイマイチ」などなど。しかし、回転寿司を愛するマニアに言わせると「それは狭量」なのだ。回転寿司の常識を覆そう。
三浦・網元 魚敬

お得な4点セット[450~550円]三浦の地魚を中心にしたお得なメニュー。この日はほうぼう、いなだ、真いわし、あぶりたちうおだったが、構成は何が網にかかるかによって異なる

『三浦・網元 魚敬』網元直営の回転寿司で新鮮地魚が毎日直送!

 商業ビルのレストラン街にあり、一見どこにでもあるような回転寿司店の『三浦・網元 魚敬』だが、「いい意味で期待を裏切ってくれる店」だとB級グルメ探究家の柳生九兵衛氏。 「三浦半島周辺の海でその日の朝とれたものを、毎日お店に直送して当日のお昼から提供。定番の地魚の他にも、普段は入らない珍しい魚が提供されることもあるから、その日のおすすめはホワイトボードで常時更新されています」
三浦・網元 魚敬

その日のおすすめは、すべて店内のホワイトボードに記載。営業時間中もセットメニューの構成を変えたり、頻繁にお品書きを変えている

 ちなみに取材当日はすみいか、やりいか、するめいかとイカが3種類、まいわしとしこいわしの2種類のイワシがホワイトボードに書かれていた。このように同じ魚種でも複数の種類を提供しているのは優良店の証しとか。 「ちなみに魚敬で出されるイカは最大5種類あり、運が良ければ全部の食べ比べもできます。また、こちらの店ではしこいわしを三枚におろしていますが、魚体が小さく、傷みも早いので回転寿司では敬遠されがちです。それを毎日出しているという点からも丁寧な仕事ぶりが十分にわかります」 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1100924
三浦・網元 魚敬

するめいか(右上、230円)。やりいか(左上、330円)。すみいか(270円)。ゲソなど部位ごとのネタもあるほか、サイドメニューのイカ料理も豊富

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