更新日:2022年10月05日 23:42
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「男の3人に1人は女性の勝負下着に幻滅」そんな奴はクズ男だ

―[山田ゴメス]―
ベテランライターが原点回帰のドサまわり。独断と偏見で選んだ、巷をにぎわすニュースを猛追跡! 【記者・ゴメスが追う 第11回】  株式会社ワコールが、自社サイトにおいて全国のインターネットユーザーの男女2558名を対象に、「勝負下着に関する意識調査」を実施した。それによると、なんと「男性の3人に1人が女性の下着姿に幻滅している」という。この結果を受けて、かつては“勝負下着評論家”としてならした……という噂もある山田ゴメス氏が、猛然たるダメ出しをかけた。 (編集部注:今回はゴメス記者の熱い主張をストレートにお伝えしたいため、ゴメス記者がゴメス氏にインタビューするという変則形でお送りします) 山田ゴメス(以下ゴメス):この結果が、すでにアンケートする側の論理なんです。だって、考えてもみてくださいよ。逆に言えば、3人に2人の男はそんなこと考えたこともないってことじゃないですか! たしかに、野球で3割4分9厘打つバッターは強打者ですよ。でも、野球というのは所詮、“失敗のスポーツ”なんですから。 ――つまり、「3人に1人も」ではなく、「3人に1人しか」と考えるべき、ということなんでしょうか? ゴメス:そーいうことです。僕なんか、女子が僕の前で服脱いで下着姿を晒してくれただけで、もぉひれ伏しますよ! せっかくセックスさせてくれようとしてる女性の下着にケチをつける少数派なんて、ほっとけばいい! 男のクズだと思います。 ――実際、引いちゃった経験のある人に、理由を聞いてみると、「色やデザインがダサい」「伸びていてだらしない」「小さすぎて肉が乗っかっている」……あたりが上位を占め、勝負下着に無頓着な人への危機感を煽っているようですが。 ゴメス:そんなの、ホントどーでもいい! そもそも男女がはじめてまぐわるときって、だいたいがシチュエーションとしては薄暗かったりするじゃないですか。しかも、「シャワー浴びてきてもイイ?」「うん、イイよ」(微笑)……、みたいな段取りで事が進んで、出てきたらタオルを体に巻いてるってパターンがほとんどだから、下着チェックなんて、ヤッてるヒマないしょ? あ、臭いのはイヤだからね。シャワー浴びずになだれ込んでクンニしたらアソコから異臭が……ってのはマジ萎えるから(笑)。いずれにせよ、こんな状況で下着にあれこれ文句言えるヤツは、すでにサオ師ですよサオ師! AV男優です!! ――さっきから、やたら無茶苦茶つっかかってきてますけど、結局は、なにを主張したいのですか? ゴメス:今回の調査に、「女性が勝負下着にイメージする価格帯」で、48%が「1万円以上」と回答したとありますよね。それはそれでかまわない。メーカー側としては、なるべく高価なモノを買ってもらいたいでしょうから。でも、僕としては、そんなよそ行きの彼女は見たくないんです。セックスが裸同士でする行為であるかぎり、もっと“素”の彼女が見たいんですよ。そういう好奇心こそがセックスへの衝動であり、セックスをすることの意義だと思う。綿製でバックにキ○ィちゃんのプリント入りパンティでもイイじゃないですか! 綿のほうが愛液の染み具合がダイレクトにわかるし、○ティちゃんの鼻あたりがうっすら湿ってくると、「ああ、すでに肛門あたりまで濡らしちゃってるんだね」って……もぉたまりませんよ! ぐへへへへへへへ。 ――超男性目線な意見ですね。でも、女性側には、「勝負の日くらい、綿よりもシルクとか、高級素材で局部を包みたい」といった心理も働くのではないでしょうか? ゴメス:まあ、女性器は男性器と比べてつくりもデリケートだしねぇ……。 ――ゴメスさんが口にする「女性器」は、本当にエロく聞こえます。 ゴメス:ただ、触感重視で勝負下着を選ぶという発想は間違っていないと思う。事実、男の4割以上が「女性の下着の手触り」を重視していると、今回の調査結果でも出ているわけですから。対して「高級そうに見える」や「胸が大きく見える」は1割台にとどまっている。だって、煌々とライトを照らした場所で下着を最後まで着けたままの初セックスなんて普通ありえないわけでしょ? それって、かなりのマニアですよマニア。僕は嫌いじゃないですけどね……(笑)。だから、あえてこだわるなら、下着の瞬間的な見栄えより触り心地なんですよ! もっと言うなら、下着より肌自体にもっとこだわってほしい。肌のキメが細かい子の背中は、どんだけ舐めても飽きないですから。肩胛骨が僕のよだれでテカテカぬめり光って……ぐふふふ。 ――個人的な性癖はもういいです。 ゴメス:願わくばこの記事は、派手な勝負下着を身につけることで油断しきってしまい、肌のお手入れやチューのテクニックやクンニされたときのよがり方とかにまで目がとどいていない女性にこそ、ぜひ読んでいただきたいですね。 ――たぶん女性が読めば、それこそ引かれちゃうと思いますよ。ところで“フェラチオ”はいいんですか? ゴメス:僕、フェラにはあまり重きを置かないタイプなんですよー。 【山田ゴメス】 1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。日刊SPA!ではブログ「50にして未だ不惑に到らず!」(https://nikkan-spa.jp/gomesu)も配信中。現在「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系列)(http://www.ntv.co.jp/99answer/)に“クセ者相談員”として出演。『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)も好評発売中!
大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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