更新日:2022年11月25日 23:19
エンタメ

想像以上に過酷!?「ライブ配信アプリ」を使いまくるアイドルの生活――現役グラドル経営者・手束真知子

ミスマガジン2004、SKE48/SDN48の元メンバーという経歴を持ち、今は現役グラビアアイドルとして活動しながら、グラドルたちが働くカフェの経営者でもある手束真知子。そんな“二足のわらじ”をはく彼女だから語れる「フリーランスアイドル論」とは……? 手束真知子

2017年はライブ配信アプリが多様化した年だった

 Youtubeやニコニコ動画などのライブ配信が流行り出したのは約10年前。そこから一気にネット社会になったこともあり、ネットから話題になって有名になった芸能人や、ユーチューバ―と呼ばれるタレントが出てくるようになりましたよね。そして現在ではshowroomやツイキャス、LINEliveのような「ライブ配信」が主流になってきていて、新しい配信アプリもたくさん出てきています。  そんななかで、実際にアイドル業界にも「ライブ配信」ブームが来ていて、今では配信をすることが立派な仕事の一つになっています。それに伴ってアイドル達の関心もさらに高まっていて……私の周りが使っているサービスだけでも ・17Live(イチナナライブ) ・Pococha(ポコチャ) ・StagerLive(ステージャーライブ) ・ドキドキLIVE  などなど、新しい配信アプリがどんどん出てきている。  また、人気を獲得するだけじゃなく、アプリ内での「イベント」という企画に参加すると、ミス○○になれたり、雑誌の表紙になれたりと、仕事を獲得することもできるので、アイドルにとってライブ配信をすることは人気と仕事を取れる一石二鳥なことなんです!

アイドルのライブ配信生活は、意外に過酷?

 ただ、ニコニコと話をしているだけでファンと仕事がもらえるなんてライブ配信は楽そう……と思われがちですが、実は意外に過酷な時もあるんです。  こちらは、配信アプリ内で行われた1位になれば雑誌の表紙になれるイベントに参加していた、あるアイドルの1日の配信スケジュールです。 3:00~4:00 7:00~8:00 10:00~11:00 12:00~13:00 14:00~15:30 17:30~18:55 19:10~20:20 20:30~22:00  なんと合計1日約10時間!!  このくらい配信をしないと、いや、このくらい配信しても1位になれないほど、過酷なこともあるんです。  私は「17Live」という配信アプリを使って月に40~50時間配信をしているので、1日に換算すると1.5~2時間、お店の経営やグラドルとしてのお仕事の合間を縫って配信しているので、22時にお店が閉店してから終電ギリギリまでお店に残って配信する日がほとんど。  当然、それだけ配信していると体力的に大変なときもありますが、実際にやってみて人気が出るコツを掴んでからは、配信が楽しくて仕方なくなったんですよね。 手束真知子
次のページ right-delta
月収300万超えも夢ではない?
1
2
ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」(guradorubunkasai.net)をオープン。店内では水着のグラビアアイドルが♡むぎゅむぎゅ♡してくれるむぎゅパンケーキが名物として発売中。アイドルユニット「グラドル文化祭」のプロデュースもしている。グラビアDVD「待ちこがれて」「mature」。Twitterアカウント「@machi_pie」Instagramアカウント「@machikotezuka

記事一覧へ
おすすめ記事