デジタル

副業や起業で役立つウェブサービス4選。サイト作成、確定申告、請求書管理まで!?

~柳谷智宣の「デジタル四方山話」第32回~

 副業を解禁する起業が増えてきた。メインの仕事で時間の余裕があったり、プラスアルファの収入が欲しいなら、チャレンジする価値はある。もし、きちんと稼ぎたいのであれば、既存のプラットフォームで500円とか1000円を稼ぐのではなく、起業する手もある。何か他人よりも得意だったり、熱意を持っていることがあれば十分勝機はある。

2018年1月、厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表。副業容認の流れができた

 とはいえ、1人で業務を遂行する場合、莫大な作業に追われることになる。役所関連の手続きから、マーケティング、顧客管理、経理、契約などすべてを1人でこなす必要があるためだ。そんなときは、Webサービスを活用してなるべく手間を減らし、時間を有効活用したい。筆者も、ライター以外にいくつか副業を持っており、いろいろなWebサービスを使い倒している。

簡単にウェブサイトを作りたいなら……

 筆者は、コンテンツを作ることはできるが、ウェブデザインのセンスが致命的にないので、Wordpress(Webサイト更新ツールの1つ)はいじれてもウェブサイトは作れない。しかし、事業を始めるならウェブサイトは必要なものの1つだ。そこでオススメなのが「ペライチ」だ。とにかく簡単に見た目のいいウェブサイトやランディングページを作成できるのがウリ。センスのない筆者でも、画像とテキストだけ用意すればいい感じのウェブサイトが完成するのだ。スタートプランであれば無料で利用できるのもありがたい。

「ペライチ」ではパーツを選択してコンテンツを指定するだけで、センスのいいウェブサイトを作成できる

 物販をする時には、ネットショップも必要になる。筆者も2018年に生まれて初めて物販にチャレンジしてみたが、まずどうやって販売システムを組めばいいのかわからなかった。そこで、ペライチの決済オプションを契約して利用してみた。

「ペライチ」の決済オプションを利用して、人生初のネットショップを開設。おかげさまで売り上げは好調

 ショップ開設時は、発送のオペレーション確認や梱包材の手配などで手一杯になるので、簡単に設定できたペライチには助けられた。
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確定申告に備えるなら…
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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