プロが太鼓判! 宅飲みで居酒屋の味が楽しめるサワーの秘密
居酒屋で飲むサワーってなんであんなにおいしいんでしょう?
30歳を過ぎてからは、特に「プレーンサワー」がお気に入り。焼酎の炭酸割もいいけど、「プレーンサワー」のうまさってなんともいえないですよね。ちょっと甘さがあり、後味もすっきり、だからすんなり飲めちゃう。もちろん、どんな料理にもあいます。
今回は本誌記者Oが居酒屋巡りをしながら居酒屋の「サワー」のうまさの秘密を探ります。訪れたのは酒飲みの聖地と名高い「蒲田」。さあ飲むぞー、間違えた、秘密を解き明かすぞー!
居酒屋で最初に何を頼みますか?もちろんサワーですよね?「甘いの飲んでんじゃないよ」というおじさまの叱責が飛んできそうですが、サワーが軟弱な飲み物だなんてはるか昔の話。最近のサワーはどんどん進化して、呑みやすくなり、どんな料理にもあうんです。
まずは、おいしい刺身とプレーンサワーを注文しましょう。
居酒屋「里」は魚の卸業をしていた店主が、「おいしいものをお客さんに直接提供したい」と7年前にオープンしたお店です。カウンター前には寿司屋のようなネタケースがあって期待が高まりますね。さて何を頼もうかな。
店主に話を聞きます。
「人気メニューはやっぱりお魚ですか?」
「そうですね。今日は釣りたてのいいタチウオが入ってますよ」
タ、タチウオ! 夏が旬らしいけど、刺身でよし、焼いてもよしの一年中楽しめるお魚じゃないですか。それをお願いします!
きたきた。左からイナダ、マグロ、タチウオの、3点盛り合わせでお願いしました。いやあ、おいしそうだ。お刺身にはシンプルな「プレーンサワー」をあわせましょうね。ワサビと醤油をかる〜くつけて、パクリ。
「うまい!」
口に入れた瞬間、魚の旨味がググッと脳天を刺激します。ほどよい弾力もあり、噛めば噛むほど滋味が溢れ出し……思わず手にしたプレーンサワーをゴクリ……。
「うまい!」
もう一キレお刺身、さらにサワー。
「う、うまい!!!」
新鮮な刺身って「甘い」ですよね。それを、プレーンサワーのさわやかさが余計に引き立ててくれるんです。サワーは魚が持つ磯の香りも同時に洗い流してくれるので、口の中がリセットされた気分になって、どんどん箸がのびてしまう。刺身だけでも十分おいしいのに、サワーとあわせると、もっとおいしく感じるんです。なんだこれは、魔法の水か。呑み過ぎちゃうよ、まったくもう。
聞けば、こちらで提供しているのはアサヒビールが飲食店向けに卸している「樽ハイ倶楽部プレーン」という銘柄。ほのかな柑橘の風味が感じられるアルコール度数8%のプレーン味のサワーは、「どんな料理に合う」と評判で、オーダー率も高めなんだとか。わかります。お魚と相性が良かったけど、他の料理とも合いそうです。
フルーツなどと組み合せても楽しめるということで、お店ではこんなアレンジも。砕いたフレッシュトマトを入れたサワーは、トマトの爽やかな香りと、ゴロゴロとした食感が楽しい。何杯飲んでも飽きないんだろうなあ。あ、飲み過ぎないようにしないと。居酒屋サワーのうまさの秘密がちょっとわかったところで2軒目へ向かいましょう。
蒲田駅から徒歩2分ほど。ビル2階という隠れ家的ロケーションの「まんてん居酒屋」は、唐揚げに力を入れているお店なんです。店内に入ると揚げ物の香りがしますね。ああ、腹が減ってきたな。唐揚げとサワーがあうのはわかってますから、早速オーダーしましょう。
「唐揚げとプレーンサワーをください!」
きたきた。唐揚げとサワー、申し分のない組み合わせです。
男子とは朝昼晩が揚げ物でも大丈夫な生き物なので、唐揚げにはちょっとうるさいかもしれません。だから、この唐揚げのレベルの高さがすぐにわかります。専用フライヤーを使って2度揚げされた唐揚げは、完璧なルックスですね。皮もパリッとしていて、うまそう。見た目は100点です。
お酒はプレーンサワーを注文しました。こちらのお店で提供しているのも「樽ハイ倶楽部プレーン」ですね。魚とはマッチしたけど、唐揚げはどうかしら。とか言いつつも、本当はもう気がついているんです。この組み合わせは間違いないって。
迷うことなくパクリ。これはうまい。いわゆる、外カリッ、中ジュワーの唐揚げです。
「うまい! 唐揚げおかわり!」
この唐揚げなら何個でも食べられそうです。さっきは100点と言いましたが120点を差し上げましょう。40歳を過ぎても揚げ物が大好きなので、体型を維持するため毎日のようにランニングをしてきた甲斐がありました。唐揚げはいつだって私たちの期待を裏切りません。
主役が唐揚げだとしたら、助演のプレーンサワーもいい働きをしています。アツアツの唐揚げを頬張って、その途中でサワーをひと口。口いっぱいに存在感を発揮する唐揚げのすきまに「スッ」と入ってきていい働きをするサワー。にくいね(鶏肉だけに)。
唐揚げをこころ行くまで堪能した後に、サワーをグイッといくのも悪くないですね。揚げ物の重厚感を、プレーンサワーが水に流して(酒だけに)、後味をよくしてくれます。これは想像以上のうまさでした。「樽ハイ倶楽部」、なかなかやるじゃない。
1984年に日本初の樽詰めサワーとして誕生して以来、35年にわたって飲食店で愛されつづけてきた「樽ハイ倶楽部」。実は家庭でも飲めるんです。
この日、堪能した「樽ハイ倶楽部プレーン」と同じ中身の「樽ハイ倶楽部大人のサワー」に加えて「樽ハイ倶楽部レモンサワー」も缶入りで好評発売中。
これさえあれば家で居酒屋気分が味わえること間違いなし。あなたの晩酌がもっともっと楽しくなりますよ。さあ、今夜も飲みましょう!
※取材は2020年3月に行いました。外出の際には国や自治体の要請を考慮してください
<取材・文・撮影/キンマサタカ(パンダ舎)>
提供:アサヒビール株式会社
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