更新日:2023年05月24日 16:17
エンタメ

コロナの影響で収入ゼロになるグラドルが続出。頼った意外なサービスとは?<現役グラドル経営者・手束真知子>

 ミスマガジン2004、SKE48/SDN48の元メンバーという経歴を持ち、今は現役グラビアアイドルとして活動しながら、グラドルたちが働くカフェの経営者でもある手束真知子。そんな“二足のわらじ”をはく彼女だから語れる「フリーランスアイドル論」とは……?
手束真知子

手束真知子

コロナウィルスの影響で収入ゼロになるグラドルが続出

 イベント、ライブ、撮影会……地下アイドル地下グラドルにとっての活動の場が、現在コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言の発令で何もできない状況になってしまいました。  1、2年前の配信ブームのときは配信だけで生活している人も多かったのですが、今や配信も下火になっていて、完全歩合制で時給換算すると300円以下だった、なんてことも珍しくないのです。  現場主体で活動しているグラドルは、現場がないと活動できないので収入がゼロに。。。国からのフリーランス保証も出るのか出ないのか?と疑問点が多い状況のなか、今、ある意外なサービスがグラドルたちを救っているのです。

グラドル達を救った意外なサービスとは?

 今、グラドル達のなかで命綱となっているサービス。それはスマホ決済サービスです。
手束真知子

スマホ決済が困窮するグラドルを救う?

 たとえばPayPay。グラドルたちはPayPayのQRコードをSNSにアップして自分の写真や動画などを販売しているんです。ほかの通販サービスを使うと販売手数料を取られてしまうのですが、PayPayを使うと手数料ナシで全額送金され即日アプリに反映されることもありSNSを通して活用するグラドルが急増しています。  ほかにもnoteというサービスを使って購入者だけが見れる動画や写真付きの記事を販売し、1回の投稿でナント10万円を売り上げたグラドルも……すごい。  私も、コロナウィルスの影響で休業に追いやられてしまったうちの一人です。そこで、「できることは何でもします!」の精神でnoteを開設。しかし、投稿するも売り上げはゼロでした。ほかにも購入者限定配信をしたりして必死に生きようと頑張っているのですが、なかなかうまくいかず苦戦中です。  でもきっと上手くいく!と信じ唯一の頼りSNSでアピールを続けるも「こんな時期に自分のことばかり考えてお金集め?出る側ならもっと違う発言したら?」と、ごもっともな耳の痛いご意見が来る始末……。  でも、このままではコロナ離婚ならぬグラドルコロナ卒業に追い込まれてしまうんです。みっともない姿かもしれませんが、今だけは……命綱として頼らせてください!!
グラドル文化祭のメンバー

グラドル文化祭のメンバー。現在はそれぞれオンラインを中心に活動中

ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」(guradorubunkasai.net)をオープン。店内では水着のグラビアアイドルが♡むぎゅむぎゅ♡してくれるむぎゅパンケーキが名物として発売中。アイドルユニット「グラドル文化祭」のプロデュースもしている。グラビアDVD「待ちこがれて」「mature」。Twitterアカウント「@machi_pie」Instagramアカウント「@machikotezuka
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