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圧倒的な安さだけじゃない!新型iPhone SEに買い替えるべき理由

 4月24日に、第2世代のiPhone SEが発売されて1か月。筆者はメイン機にiPhone 11や11 Pro Maxを使っているため、新型iPhone SEは特に必要ではないのだが、2016年から待ちに待たされたので、勢いでつい買ってしまった。  選んだのはiPhone SEの128GBモデルで、カラーは (PRODUCT)REDで価格は4万9800円(税別)。カラバリは他にホワイトとブラックがあり、64GBモデルが4万4800円(税別)、256GBが6万800円(税別)となる。  もう知っていると思うが、新しいiPhone SEの一番のウリはその価格だ。ちなみに、iPhone 11の128GBは7万9800円(税別)、iPhone 11 Pro Maxは128GBモデルがなく、64GBモデルでも11万9800円(税別)、256GBなら13万5800円(税別)となる。新型iPhone SEが、圧倒的に安いことがわかるだろう。

第2世代のiPhone SEを購入した

3分でわかる新型iPhone SE。iPhone 8と比べると……

 見た目はiPhone 8に似ている。画面サイズは先代SEは4インチだったが、新型では4.7インチにサイズアップ。4インチを期待していた人は肩透かしを食らったかも知れないが、昨今の大画面化の流れでは4.7インチでもコンパクトに感じる。iPhone X以降のように全面ディスプレイではなく、上下にベゼルがあり、そして懐かしのホームボタンを搭載している。  ボディはアルミニウムで背面には耐久性の高いガラスパネルを採用している。質感はよく、(PRODUCT)REDの赤もキレイ。エントリーモデルはいえ、チープさはない。  中古なら、iPhone 8は3万~3万5000円で買える。しかし、新型iPhone SEのもう一つのウリは。その中身だ。アウトカメラは1200万画素のままだが広角撮影に対応し、インカメラは120万画素から700万画素にパワーアップ。シングルカメラとはいえ、ポートレートモードにも対応し、圧倒的にキレイな写真を撮影できるようになった。  また、IP67等級の防水性能も搭載し、最大推進1mで最大30分間OK。気軽に風呂やプールに持ち込めるようになった。ワイヤレス充電にも対応し、充電パッドに乗せるだけで充電することができる。  そして、iPhone 11 Proと同じA13 Bionicチップを搭載。圧倒的な処理速度で快適にアプリを利用できる。高速通信が可能なWi-Fi 6に対応し、もちろんApple PayでSuicaも使える。物理的なSIMカードがなくても、アプリ上で通信回線の契約ができるeSIMもサポートするなど、機能面でも問題ない。

ハイパワーな新型iPhone SE

 Face IDとTouch IDの好みは人それぞれだとしても、新型コロナウイルスの影響でマスクを付けることが多い今では、ホームボタン&指紋認証のほうが超絶便利。いちいち、マスクを外したり、パスコードを入力する必要がなく、サクっとロックを解除できる。筆者もiPhone 11の全画面は大好きだなのだが、Face IDは使いにくくパスコードを使っているので、Touch IDは快適だった。
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「iPhone 11は高すぎる!」と思うなら買うべき
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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