恋愛・結婚

「0円不倫は人妻の“救済”」身勝手な男の論理にドン引き

―[0円不倫の刹那]―
 アンジャッシュ渡部建の“多目的トイレ不倫”だけじゃなく、世をドン引きさせる不倫は数多に存在する。「未婚×既婚」で組み合わせで0円不倫する2つの実例を取材して見えてきたものは……。
不倫

※写真はイメージです(以下同)

「不倫は人妻の“救済”」の謎論理を掲げ人妻と0円関係

▼後藤 淳さん(仮名・44歳)/結婚歴 なし/不倫歴 5年 社労士、都内在住。独身。過去にも2回ほど人妻との不倫経験あり。私生活では占いとカウンセリングの勉強にも励んでいる ===== 「独身の僕が既婚女性と不倫をするのは、彼女たちを『救済』してあげるためなんです!」  いきなり意味がわからないロジックをまくしたてたのは社労士の後藤淳さん(仮名・44歳)。不倫のお相手は40歳で、エステサロンを経営している人妻だ。 「近所の飲み屋で僕から声をかけたのがきっかけでした。最初は外で食事をした後ホテルに行くのがお決まりでしたが、それがおかしいことだと思うようになったんです。近頃は自宅に呼んで、ことが終わったらすぐに帰しています」  後藤さんが彼女に会うのは2週間に1回程度。冒頭の発言のとおり、不倫を悪びれる様子はない。 「彼女は結婚してから女性として見られる機会が少なく、満たされない思いを長年抱えていました。そんな彼女に対して、僕は丁寧に話を聞いてHをして『救って』あげているだけ。これだけ相手にとって有益なことをしているんだから、僕がお金を払うのはおかしな話だと思いませんか?」  手っ取り早く0円でHがしたい欲望を正当化しているだけに聞こえるが……彼が「救済」してきた女性はほかにもいるようだ。 「いろんな職種の人妻を救済してきました。寂しそうな彼女たちの話を聞いてあげると、こちらが口説かずとも向こうから必ず『会いたい』と連絡がくる。占いやカウンセリングなどの勉強をしているので、彼女たちが言ってほしい言葉がわかるんですよ」  0円不倫が“よい行い”だと信じてやまない後藤さん。女性の相談を親身に聞く姿勢だけは、我々も見習うべきかもしれない。
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ダメ男のほうが不倫ができる?
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